英語CⅠ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 英語CⅠ
科目番号 0107 科目区分 一般 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(知能ロボットシステムコース) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Vivid English Communication Ⅲ、予習・授業ノート、ワークブック(第一学習社)
担当教員 久保川 晴美,渡辺 眞一

到達目標

1.文における基本的な区切りで音読することができ、その概要を把握できる。
2.高校3年生レベルの語彙と文法項目を理解できる。
3.TOEIC Bridgeで75点相当の点数を取ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1文における基本的な区切りで音読することができ、その概要を把握できる。文における基本的な区切りでおおむね音読することができ、その概要をほぼ把握できる。文における基本的な区切りで音読することができず、その概要を把握できない。
評価項目2高校3年生レベルの語彙と文法項目を理解できる。高校3年生レベルの語彙と文法項目をおおむね理解できる。高校3年生レベルの語彙と文法項目を理解できない。
評価項目3TOEIC Bridgeで75点以上の点数を取ることができる。TOEIC Bridgeで75点に近い点数を取ることができる。TOEIC Bridgeで75点には遠い点数しか取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、1,2年次に既習の学習項目を基礎とし、科学技術や物語などのさまざまな内容の英文を読むことにより、英語の基本的な構造を理解し、情報や書き手の意図を明確に把握できることを目的とする。授業では、英単語・熟語・文法・語法を基盤として英文を理解したうえで、さまざまなタスクに取り組む積極的な態度を養う。また、今までの知識を応用し、初歩的な英会話も身につける。
授業の進め方・方法:
1.予習(単語・熟語の意味調べ、本文の通読など)は、授業前に済ませておく。
2.リーディングスキル(読解方略)に基づいた英文の読み方、初歩的な英会話力を養成する。
3.さまざまなタスクに取り組むことで、学習内容を定着させる。
4.進度の関係上、教科書の課によっては課題にすることもある。
5.TOEIC Bridgeの成績は、英語科内規に準じて評価の対象とする。適宜、小テストを課す。
注意点:
1.テキスト、辞書を必携すること。
2.必ず、予習をして授業に臨むこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・リスニング活動
Lesson 1 Get Ready / Practice
授業の進め方、評価方法について説明する。リスニング活動を行う。渡辺直美さんの活躍について理解し、その内容を整理して伝えることができる。句読法、意味のまとまりについて理解を深める。
2週 Lesson 1 Get Ready / Practice クオッカの特徴について理解し、その内容を整理して伝えることができる。句読法、意味のまとまりについて注意して、英文を理解することができる。
3週 Lesson 2 Get Ready / Practice 岡本太郎さんの「太陽の塔」制作時の思い及びギタンジャリ・ラオさんの取り組みについて理解し、その内容を整理して伝えることができる。指示語の指す内容を理解し、英文を理解することができる。
4週 Lesson 3 Get Ready / Practice 黄金比及びエシカル消費について理解し、その内容を整理して伝えることができる。つなぎの語句(例示)について理解し、英文を理解することができる。
5週 Lesson 4 Get Ready / Practice ボルネオにあるオランウータン学校及びラグビー日本代表チームの多様性と結束について理解し、その内容を整理して伝えることができる。つなぎの語句(原因・結果)について理解し、英文を理解することができる。
6週 Lesson 5 Get Ready / Practice 不老不死や長寿の実現及び『雪国』の原作と英訳の違いについて理解し、その内容を整理して伝えることができる。つなぎの語句(対比・対照)について理解し、英文を理解することができる。
7週 Lesson 5までの復習およびコミュニケーション活動 Lesson 5までの単元に関するコミュニケーション活動を通して、自分が伝えたいことを英語で表現できる。
8週 中間試験 1~7週目までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
2ndQ
9週 中間試験の解説・リスニング活動 定期試験の内容を理解する。リスニング活動を行う。
10週 Lesson 6 Get Ready / Practice 本田圭佑選手の取り組み及びVR技術の応用について理解し、その内容を整理して伝えることができる。つなぎの語句(列挙)について理解し、英文を理解することができる。
11週 Lesson 7 Get Ready / Practice さかなクンの夢の実現及び人の行動を変える仕掛けについて理解し、その内容を整理して伝えることができる。つなぎの語句(追加)について理解し、英文を理解することができる。
12週 Lesson 8 Get Ready / Practice 「記憶の解凍」プロジェクトの取り組み及び天然痘の根絶について理解し、その内容を整理して伝えることができる。主題文と指示文について理解し、英文を理解することができる。
13週 Lesson 9 Get Ready / Practice デジタルデトックス及びウォーターフットプリントについて理解し、その内容を整理して伝えることができる。未知語の意味を推測する方法について理解し、未知語を推測しながら英文を理解することができる。
14週 Lesson 10 Get Ready / Practice 宇宙ゴミの問題及び異常気象の増加について理解し、その内容を整理して伝えることができる。事実と意見を区別する方法について理解し、それらを区別しながら英文を理解することができる。
15週 定期試験 9~14週目までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
16週 定期試験の解説 定期試験の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文社会科学英語英語聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験小テスト等演習・レポート発表相互評価その他合計
総合評価割合601030000100
基礎的能力601030000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000