創造ロボット演習Ⅱ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 創造ロボット演習Ⅱ
科目番号 0140 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 生産デザイン工学科(知能ロボットシステムコース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 6
教科書/教材
担当教員 松尾 貴之,蒋 欣

到達目標

・Linuxの基本操作方法及びROSの概要が理解できる。
・ROSの基礎的なプログラム手法を理解できる
・ROSとOpenCVを用いた画像処理プログラムが理解できる。
・ROSを用いたシミュレーション手法を理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
Linuxの基本操作方法及びROSの概要を理解できる。Linuxの基本操作方法及びROSの概要が理解でき、他の学生を指導できるLinuxの基本操作方法及びROSの概要が教員の助言により理解できる。Linuxの基本操作方法及びROSの概要が理解できない。
ROSの基礎的なプログラム手法を理解できるROSの基礎的なプログラミング手法が理解でき、自分でプログラムを創造できる。 ROSの基礎的なプログラミン手法が教員の助言により理解できる。 ROSの基礎的なプログラミング手法が理解できない。
ROSとOpenCVを用いた画像処理プログラムを理解できる。ROSとOpenCVを用いた画像処理プログラムが理解でき、自分でプログラムを創造できる。ROSとOpenCVを用いた画像処理プログラムが教員の助言により理解できる。ROSとOpenCVを用いた画像処理プログラムが理解できない。
ROSを用いたシミュレーション手法を理解できるROSを用いたシミュレーション手法を理解でき、自分でプログラムを創造できる。ROSを用いたシミュレーション手法を教員の助言により理解できる。ROSを用いたシミュレーション手法を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義では、ロボット向けオペレーティングシステムのROSを用いたロボットの制御プログラミングの作成方法の基礎を習得することを目的とする。ROSを用いたカメラ画像を用いた画像処理システムの構築方法、シミュレーションモデルの作成及びシミュレーションの実行方法などを習得し、ロボットの自律化の基礎を身につける。
授業の進め方・方法:
本講義は、講義に加えて毎回演習を行いながら内容の理解度を高めていく。
注意点:
各自所有ののPCが利用できるようであれば持参すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 LinuxとROSの基礎 ROSのファイルシステムの基礎とLinuxの基本操作について理解できる。
2週 C++の基礎① C++の基礎的なプログラミングを理解できる
3週 C++の基礎② C++の基礎的なプログラミングを理解できる
4週 Pythonの基礎① Pythonの基礎的なプログラミングを理解できる
5週 Pythonの基礎② Pythonの基礎的なプログラミングを理解できる
6週 トピック通信① トピック通信の基礎について理解できる
7週 トピック通信② トピック通信の基礎的なプログラミングを理解できる
8週 レポート整理 今までの授業を振り返り学んだことを整理できる。
2ndQ
9週 サービス通信① サービス通信の基礎について理解できる
10週 サービス通信② サービス通信の基礎的なプログラミングを理解できる
11週 ROSを用いたシミュレーションモデルの構築① ROSとRvizを用いたシミュレーションモデルの構築の基礎が理解できる
12週 ROSを用いたシミュレーションモデルの構築② ROSとRvizを用いたシミュレーションモデルの構築の基礎が理解できる
13週 ROSを用いた物理シミュレーション ROSとGAZEBOを用いた物理シミュレーションの基礎が理解できる
14週 ROSを用いた画像処理① ROSとOpenCVによる画像処理プログラムを理解することができる
15週 ROSを用いた画像処理② ROSとOpenCVによる画像処理プログラムを理解することができる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

演習・レポート合計
総合評価割合100100
基礎的能力00
専門的能力100100
分野横断的能力00