卒業研究

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0142 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 8
開設学科 生産デザイン工学科(知能ロボットシステムコース) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 8
教科書/教材
担当教員 日高 康展

到達目標

目的を理解し、主体的、計画的に、他者と協調しながら、研究を進めることができる。また、社会の規範や安全に留意して行動できる。
習得した専門知識を活用・応用し、工学的課題を理解できる。課題の解決のために試作や分析ができる。
研究背景や他の研究成果を踏まえ、得られた結果について考察できる。
他者の立場・考えを理解し、研究テーマに関する自分の意見や研究成果を正しく伝えることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
目的を理解し、主体的、計画的に、他者と協調しながら、研究を進めることができる。また、社会の規範や安全に留意して研究を進めることができる。社会の規範や安全に配慮して、研究を進めることができる。 目的を理解し、主体的、計画的に、他者と協調しながら、研究を進めることができる。社会の規範や安全に配慮して、研究を進めることができる。 目的を理解し、主体的、計画的に、研究を進めることができる。社会の規範や安全に配慮できない。 目的の理解が不十分で、主体的、計画的に、研究を進めることができない。
習得した専門知識を活用・応用し、解決すべき課題を理解できる。 課題解決のために試作や分析ができる。習得した専門知識を活用・応用し、工学的課題を理解できる。 課題解決のために最適な試作や、精確な分析ができる。習得した専門知識を活用し、課題を理解できる。 課題解決のために、試作や分析ができる。課題と専門的知識を結び付けられない。 課題解決のために、試作や分析ができない。
研究背景や他の研究成果を踏まえ、得られた結果について考察できる。他の研究と比較し、自身の研究成果の新規性について考察できる。研究成果について考察できる。研究成果が得られなかった原因を説明できない。
他者の立場・考えを理解し、研究テーマに関する自分の意見や研究成果を正しく伝えることができる。研究テーマに関する自分の意見や研究成果を正しく・分かりやすく伝えることができる。質問に対して、分かりやすく、適切に答えることができる。研究テーマに関する自分の意見や研究成果を正しく伝えることができる。質問に対して、適切に答えることができる。研究テーマに関する自分の意見や研究成果を正しく伝えることができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C① 実験や実習を通じて、問題解決の実践的な経験を積む。
学習・教育到達度目標 C② 機器類(装置・計測器・コンピュータなど)を用いて、データを収集し、処理できる。
学習・教育到達度目標 C③ 実験結果から適切な図や表を作り、専門工学基礎知識をもとにその内容を考察することができる。
学習・教育到達度目標 C④ 実験や実習について、方法・結果・考察をまとめ、報告できる。
学習・教育到達度目標 D② 工学知識や技術を用いて、課題解決のための調査や実験を計画し、遂行できる。
学習・教育到達度目標 D③ 工学知識や技術を用いて、課題解決のための結果の整理・分析・考察・報告ができる。
学習・教育到達度目標 E② 日本語で論理的に記述し、報告・討論できる。
学習・教育到達度目標 F② 工業技術と社会・環境との関わりを考えることができる。

教育方法等

概要:
研究テ-マに関する文献調査、理論解析、装置試作、調合、分析および実験等の実践を通し、その過程の中で創意工夫、自己学習、ディスカッションを行うことで、より深い知識の習得と問題解決能力を身につけ、創造的かつ実践的な技術者としての基礎を培う。
授業の進め方・方法:
指導教員のもと、一つのテーマについて、文献調査、資料収集、研究の計画、理論の勉強、製作・開発・改良・実験、解析、考察などを行い研究をすすめる。9月に中間発表会で途中経過と今後の計画について報告する。学年末の卒業研究発表会で、研究成果について報告し、卒業論文を提出する。
注意点:
学生の自主的かつ積極的な取組みを重視する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーションと研究室配属 各研究室の研究紹介、研究テーマの説明を行い、各学生の配属研究室を決定する。
2週 浜松研究室
3週 安信研究室
4週 久池井研究室
5週 日高研究室
6週 古野研究室
7週 松尾・富永研究室
8週 谷口研究室
2ndQ
9週 研究活動
10週 研究活動
11週 研究活動
12週 研究活動
13週 研究活動
14週 研究活動
15週 研究活動 中間発表に向けて実験成果の整理と検討を行う。
16週 中間発表会 これまでに取り組んだ研究内容・結果、今後の研究計画などを口頭で発表する。
後期
3rdQ
1週 研究活動
2週 研究活動
3週 研究活動
4週 研究活動
5週 研究活動
6週 研究活動
7週 研究活動
8週 研究活動
4thQ
9週 研究活動
10週 研究活動
11週 研究活動
12週 研究活動
13週 研究活動
14週 研究活動 最終発表に向けて実験成果の整理と検討を行う。
15週 最終発表会 1年間の研究をまとめ、研究内容、結果等を口頭発表する。
16週 卒業論文提出 1年間の研究をまとめた卒業論文を提出する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

研究への取組み発表卒業論文合計
総合評価割合503020100
基礎的能力0000
専門的能力500050
分野横断的能力0302050