総合英語BⅠ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 総合英語BⅠ
科目番号 0143 科目区分 一般 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(知能ロボットシステムコース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 『ビジネス英語★奇跡のトレーニング』(アルク)
担当教員 横山 郁子,東島 加奈

到達目標

1. TOEICで400点相当の得点を取ることができる。
2. 理系教科における数式・自然現象等の基本的内容を英語で表現することができる。
2. 全般的な英語運用を支える基礎的能力(文法・表現)を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEIC400点以上の得点を取ることができる。TOEIC400点相当の得点を取ることができる。TOEIC400点相当の得点を取ることができない。
評価項目2理系教科の基本的内容を正確に英語で表現することができる。理系教科の基本的内容を相手に伝わるように英語で表現することができる。理系教科の基本的内容を英語で表現することができない。
評価項目3教科書で学習する文法・表現を正確に用いて表現することができる。教科書で学習する文法・表現をほぼ正しく用いて表現することができる。教科書で学習する文法・表現を用いて表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
「会社紹介」「自己紹介」などから、「プレゼン」「質疑応答」「実績報告」まで、英語で業務を行う際に確実に必要となる英語表現を学習。そのまま使える英語を耳から取り入れ、口に出すトレーニングR&Bメソッドを通じて、「聞き取る力」と「意味を理解する反射神経」を養い「話す力」の土台を築く。実践的英語運用能力の向上を図る。理解状況に応じて小テストを課すことがある。
授業の進め方・方法:
最初は文字に触れず「音」から入り、リスニング、ディクテーションなどによって、「音」を耳から捉えできる限り「再生」を試みる。次に、文字を見ながら文頭から英語を「意味のかたまり」としてとらえ、語順通りに理解する。続いて、詳細な音声分析をし、自分で忠実に音を再生するトレーニングをする。オーバーラッピングやシャドウイング、リピーティングなどの効果的な組み合わせによって、すばやく正しく意味処理し、自分で再生&発信する力を養う。
活動内容に応じてペアワーク・グループワーク行う。自宅では別途指示する課題に取り組み、適宜提出する。また、理解状況に応じて小テストを課すことがある。授業では教科書以外の英語に触れることもある。
注意点:
教科書付属のアプリを使用する。提出物の期限を厳守すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
Unit1 Chapter1
英語学習の意義、予習復習の方法、会社紹介
会社の業種、規模、業態説明
2週 Unit1 Chapter 1
Chapter 2
会社紹介、自己紹介
職務内容の説明
3週 Unit1 Chapter 3 新しい職場
挨拶、備品の場所や規則の説明
4週 Unit 2 Chapter1 オフィス機器の説明
無生物主語、There is 構文
5週 Unit 2 Chapter2 電話で道案内
場所の前置詞、数字や位置に関する表現
6週 Unit 2 Chapter 3 新しい手続きの説明
命令文、許諾の表現
7週 Review 反復練習で定着を図る。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
2ndQ
9週 試験問題解答
Unit3 Chapter1
新製品の発表に向けて
時系列を表す単語、義務や可能性を示す助動詞
10週 Unit3 Chapter2 留守番電話の伝言
仕事についての指示、義務や可能性、時制に関する表現
11週 Unit3 Chapter3 スケジュール調整
変更理由を伝え、対策を考える表現、相手に行動を期待する表現
12週 Unit4 Chapter1 プレゼンテーション
自己紹介、プレゼンの目的、本題の表現
13週 Unit4 Chapter2 プレゼンテーションの質疑応答
質問の切り出し方や応答表現
14週 Unit4 Chapter3 営業成績報告
数字の説明や比較、予測表現
15週 Review 反復練習で定着を図る。
16週 定期試験 9~15週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3前7
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3前7
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前15
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3前15
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3前15
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3前15

評価割合

試験小テスト等演習・レポート発表相互評価その他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000