英語AⅣ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語AⅣ
科目番号 0030 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(電気電子コース) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Perfect Practice for the TOEIC L&R Test(成美堂)/J-pop Culture on the Net(三修社)
担当教員 久保川 晴美

到達目標

1.TOEIC400点レベルの語彙を習得し、同レベルの英文読解ができる。
2.TOEIC400点レベルのリスニングができる。
3.英文読解に必要な基本的文法が理解できる。
4.TOEICで400点程度の得点を取ることができる。
5.日本のポップカルチャーをテーマに積極的に英語で表現しようとする態度を育む。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEIC400点レベルの語彙を習得し、同レベルの英文読解ができる。TOEIC400点レベルの語彙を70%程度習得し、同レベルの英文読解が70%程度できる。TOEIC400点レベルの語彙を50%未満しか習得できず、同レベルの英文読解もほとんどできない。
評価項目2TOEIC400点レベルのリスニングができる。TOEIC400点レベルのリスニングが70%程度できる。TOEIC400点レベルのリスニングがほとんど理解できない。
評価項目3英文読解に必要な基本的文法が理解できる。英文読解に必要な基本的文法が70%程度理解できる。英文読解に必要な基本的文法がほとんど理解できない。
評価項目4TOEICで400点程度の得点を取ることができる。TOEICで350点程度の得点を取ることができる。TOEICで300点程度の得点を取ることができない。
評価項目5日本のポップカルチャーに関する英文を理解したうえで、500語程度の正確な英文を作成することができる。日本のポップカルチャーに関する英文を理解したうえで、300語程度の正確な英文を作成することができる。日本のポップカルチャーに関する英文をあまり理解できず、正確な英文をほとんど作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、TOEICに対応できる読解力、リスニング力、語彙力の増強を図りながら、総合的英語力を向上させることを目的とする。将来も自力で英語学習を継続していくために、自分に適した英語学習方法を探究することも目指す。また、日本のポップカルチャーに関するテーマを通して日本文化を理解すると同時に、他の文化への興味・理解へとつなげる。
授業の進め方・方法:
1.TOEICのテキストを進める中で語彙や文法などをペアワーク・グループワークを通して教えあい、確認し、定着を図る。
2.事前に日本のポップカルチャーに関する英文を読み授業に臨む。日本文化の歴史や文化について理解を深める。
3.授業に関連した小テストを行い、本文の内容の理解を深める。
注意点:
1.辞書を必ず持参すること。
2.しっかりと予習をして、授業に臨むこと。
3.TOEIC-IPの成績は、評価に加味する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス、Unit 1 Studying Abroad/教育と大衆文化 留学に関する語彙・表現/名詞を理解し、知識の定着を図る。
2週 Unit 1 Studying Abroad/教育と大衆文化 留学に関する語彙・表現/名詞を理解し、知識の定着を図る。
3週 Unit 2 International Conference/マンガの世界 国際会議に関する語彙・表現/5文型を理解し、知識の定着を図る。
4週 Unit 2 International Conference/マンガの世界 国際会議に関する語彙・表現/5文型を理解し、知識の定着を図る。
5週 Unit 3 Holidays/カワイイ~日本のソフトパワー 休日に関する語彙・表現/不定詞を理解し、知識の定着を図る。
6週 Unit 3 Holidays/カワイイ~日本のソフトパワー、Unit 4 Leisure/アニメと検閲 休日に関する語彙・表現/不定詞、娯楽に関する語彙・表現/助動詞を理解し、知識の定着を図る。
7週 Unit 4 Leisure/アニメと検閲 娯楽に関する語彙・表現/助動詞を理解し、知識の定着を図る。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
2ndQ
9週 Unit 5 Restaurant/日本の愛らしい食べ物 レストランに関する語彙・表現/受動態を理解し、知識の定着を図る。
10週 Unit 5 Restaurant/日本の愛らしい食べ物 レストランに関する語彙・表現/受動態を理解し、知識の定着を図る。
11週 Unit 6 Online Shopping/食べたくなる日本製食品サンプル 買い物に関する語彙・表現/動名詞を理解し、知識の定着を図る。
12週 Unit 6 Online Shopping/食べたくなる日本製食品サンプル 買い物に関する語彙・表現/動名詞を理解し、知識の定着を図る。
13週 Unit 7 Global Warming/日本のもっとも危険なゲーム~グー、チョキ、パー 地球温暖化に関する語彙・表現/間接疑問を理解し、知識の定着を図る。
14週 Unit 7 Global Warming/日本のもっとも危険なゲーム~グー、チョキ、パー 地球温暖化に関する語彙・表現/間接疑問を理解し、知識の定着を図る。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。
後期
3rdQ
1週 Unit 8 Websites/日本のお笑い~笑いのツボ ホームページに関する語彙・表現/接続詞を理解し、知識の定着を図る。
2週 Unit 8 Websites/日本のお笑い~笑いのツボ ホームページに関する語彙・表現/接続詞を理解し、知識の定着を図る。
3週 Unit 9 Workplace/宝塚歌劇 職場に関する語彙・表現/関係代名詞を理解し、知識の定着を図る。
4週 Unit 9 Workplace/宝塚歌劇、Unit 10 Nursing Care/アニメエキスポに集うコスプレイヤーたち 職場に関する語彙・表現/関係代名詞、介護に関する語彙・表現/分詞を理解し、知識の定着を図る。
5週 Unit 10 Nursing Care/アニメエキスポに集うコスプレイヤーたち 介護に関する語彙・表現/分詞を理解し、知識の定着を図る。
6週 Unit 11 Global Trading/SHIBUYA109の福袋 貿易に関する語彙・表現/前置詞を理解し、知識の定着を図る。
7週 Unit 11 Global Trading/SHIBUYA109の福袋 貿易に関する語彙・表現/前置詞を理解し、知識の定着を図る。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
4thQ
9週 Unit 12 Eco-Friendly Economy/歌謡曲からJポップへ 環境に優しい経済に関する語彙・表現/数詞を理解し、知識の定着を図る。
10週 Unit 12 Eco-Friendly Economy/歌謡曲からJポップへ、Unit 13 Business Trips/日本最大のポップスターはボーカロイド 環境に優しい経済に関する語彙・表現/数詞、出張に関する語彙・表現/比較を理解し、知識の定着を図る。
11週 Unit 13 Business Trips/日本最大のポップスターはボーカロイド 出張に関する語彙・表現/比較を理解し、知識の定着を図る。
12週 Unit 14 Hybrid Cars/人形の夢想 ハイブリッド車に関する語彙・表現/完了形を理解し、知識の定着を図る。
13週 Unit 14 Hybrid Cars/人形の夢想 ハイブリッド車に関する語彙・表現/完了形を理解し、知識の定着を図る。
14週 Unit 15 怨霊にみる今昔日本の女性表象 倒置・同格・強調を理解し、知識の定着を図る。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3

評価割合

試験課題・小テストTOEIC-IP態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60373000100
基礎的能力60373000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000