準学士課程の教育目標 A① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 A② 自主的・継続的な学習を通じて、基礎科目に関する問題を解くことができる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SA② 自主的・継続的な学習を通じて、共通基礎科目に関する問題を解決できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SB① 共通基礎知識を用いて、専攻分野における設計・製作・評価・改良など生産に関わる専門工学の基礎を理解できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SD② 専攻分野の専門性に加え、他分野の知識も学習し、幅広い視野から問題点を把握できる。
概要:
確率と確率分布を理解、把握でき種々の確率問題に対応できるようになる。
資料の整理と統計学の基本的事項(推定・検定)の習得をめざす。
授業の進め方・方法:
講義と演習をセットでおこなう。また授業内容に関してのレポート問題を要求する。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
確率の定義(自習) |
確率の定義が把握でき確率を求めることができる。
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2週 |
場蒼の数の復習(自習) |
2年時に学習した場合の復習
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3週 |
確率の定義と性質 |
確率の定義と性質を理解し、種々の確率を求めることができる。
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4週 |
条件付き確率と乗法定理 |
条件付き確率を理解でき、確率を求めることができる。 乗法定理を使って確率を求めることができる。
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5週 |
事象の独立性と反復試行 |
反復試行の理論を理解し確率を求めることができる。
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6週 |
度数分布 1次元データの代表値 |
度数分布表、累積度数分布表、ヒストグラム等データーの整理ができ、1次元データの重要な代表値を理解する。
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7週 |
1次元データの散布度 四分位と箱ひげ図
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1次元データの重要な散布度を理解する。 箱ひげ図を作成できる。
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8週 |
2次元データの相関 共分散・相関係数 |
2次元データの相関について理解し、共分散・相関係数を求めることができる。
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2ndQ |
9週 |
2次元データの回帰直線 |
2次元データの回帰直線を求めることができる。
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10週 |
中間試験(小テスト・レポート) |
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11週 |
確率変数と確率分布 |
確率分布を理解し、種々の問題の確率分布を求めることができる。 確率変数の平均と分散が算出できる。
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12週 |
二項分布とポアソン分布Ⅰ |
二項分布およびポアソン分布の特性を理解し、確率計算ができる。
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13週 |
二項分布とポアソン分布Ⅱ |
二項分布のポアソン分布近似による確率計算ができる。
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14週 |
連続的確率分布 |
連続的確率分布と確率密度関数および分布関数を理解し、種々の確率分布の確率を求めることができる。
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15週 |
連続的確率分布の平均と分散 |
連続型確率分布の確率密度関数、分布関数に関する 積分計算が出来る。連続的確率変数の平均と分散が算出できる。
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16週 |
期末試験 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
正規分布Ⅰ |
正規分布の特性を理解することができる。
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2週 |
正規分布Ⅱ |
正規分布表を用いて種々の問題を解くことができる。
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3週 |
二項分布と正規分布の関係 |
二項分布の正規分布近似による確率計算ができる。
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4週 |
多次元確率変数・母集団と統計量 |
帰無仮説、対立仮説、有意水準、第1種・第2種の誤り 等、仮説検定の原理を理解する。
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5週 |
中心極限定理・大数の法則
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統計学の重要な2つの法則を理解する。
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6週 |
種々の連続型確率分布Ⅰ |
カイ二乗分布の特性を理解する。
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7週 |
種々の連続型確率分布Ⅱ |
t分布、F分布の特性を理解する。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
母数の推定 点推定と区間推定 |
2つの推定法、点推定と区間推定を理解する。
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10週 |
区間推定Ⅰ
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正規母集団の母平均の区間推定ができる。 大標本による母集団の区間推定ができる。
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11週 |
区間推定Ⅱ |
母集団の母分散の区間推定ができる。 母比率の区間推定ができる。
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12週 |
仮説検定の構造 |
帰無仮説、対立仮説、有意水準、第1種・第2種の誤り 等、仮説検定の原理を理解する。
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13週 |
仮説検定Ⅰ |
母平均の仮説検定ができる。
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14週 |
仮説検定Ⅱ |
母分散・母比率の仮説検定ができる。
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15週 |
仮説検定Ⅲ |
母平均の差の仮説検定ができる。 等分散の仮説検定ができる。
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16週 |
期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 3 | |
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。 | 3 | |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 3 | |
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 3 | |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 3 | |
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。 | 3 | |
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。 | 3 | |
簡単な連立方程式を解くことができる。 | 3 | |
無理方程式・分数方程式を解くことができる。 | 3 | |
1次不等式や2次不等式を解くことができる。 | 3 | |
恒等式と方程式の違いを区別できる。 | 3 | |
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。 | 3 | |
分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | |
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。 | 3 | |
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。 | 3 | |
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | |
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | |
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。 | 3 | |
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 3 | |
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | |
積の法則と和の法則を利用して、簡単な事象の場合の数を数えることができる。 | 3 | |
簡単な場合について、順列と組合せの計算ができる。 | 3 | |
独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。 | 3 | |
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。 | 3 | |
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。 | 3 | |
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。 | 3 | |