電気法規及び施設管理

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 電気法規及び施設管理
科目番号 0150 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(電気電子コース) 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 電気施設管理と電気法規解説、薦田康久著、電気学会
担当教員 豊福 利治

到達目標

電気主任技術者として必要な電気事業の特性を理解できる。
電気需要の計画と調整の基本が理解できる。
電気料金と事業計画の体系が理解できる。
電気関係法令を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 電気主任技術者として必要な電気事業の特性を理解でき、詳しく説明できる。 電気主任技術者として必要な電気事業の特性を理解できる。 電気主任技術者として必要な電気事業の特性が理解できない。
評価項目2 電気需要の計画と調整の基本が理解でき、説明できる。電気需要の計画と調整の基本が理解できる。電気需要の計画と調整の基本が理解できない。
評価項目3 電気料金と事業計画の体系が理解でき、詳しく説明できる。電気料金と事業計画の体系が理解できる。電気料金と事業計画の体系が理解できない。
評価項目4電気関係法令を理解でき、詳細を説明できる。電気関係法令を理解できる。電気関係法令を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
学習・教育到達度目標 F② 工業技術と社会・環境との関わりを考えることができる。
学習・教育到達度目標 F③ 技術者としての役割と責任を認識できる。
JABEE SB① 共通基礎知識を用いて、専攻分野における設計・製作・評価・改良など生産に関わる専門工学の基礎を理解できる。
JABEE SF② 工業技術と社会・環境との関わりを理解し、社会・環境への効果と影響を説明できる。
JABEE SF③ 技術者としての役割と責任(倫理観)を認識し、説明できる。

教育方法等

概要:
本授業では電気法規の体系と個別法令並びに電気設備の技術基準について学ぶ。
また発送配電及び給電にわたる電気供給設備等の管理(計画・建設・運用) について学ぶ。
この科目は、企業で電気設備・施設の管理に関わる業務を担当していた教員が、その経験を活かし、電気法規と施設管理について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
教科書に従って講義を行う。
注意点:
式や用語の丸暗記ではなく、発変電工学で現れる式や概念の持つ物理的意味を理解できていること。
電気施設管理と電気法規に関する基本事項が理解できていること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 電気主任技術者制度
総論
資格制度について理解する。
電気事業について理解する。
2週 電力供給 計画及び運用について理解する。
3週 電気設備 建設と運用について理解する。
4週 電気設備 建設と運用について理解する。
5週 電気設備 建設と運用について理解する。
6週 電気料金 電気料金と事業計画について理解する。
7週 電気関係法令 電気事業及び電気工作物並びに工作物以外の電気設備に関する法規、電気に関する標準規格について理解する。
8週 中間試験
4thQ
9週 中間試験の解答
電気関係法令
電気事業及び電気工作物並びに工作物以外の電気設備に関する法規、電気に関する標準規格について理解する。
10週 電気関係法令 電気事業及び電気工作物並びに工作物以外の電気設備に関する法規、電気に関する標準規格について理解する。
11週 電気設備技術基準 基準とその解釈について理解する。
12週 電気設備技術基準 基準とその解釈について理解する。
13週 電気設備技術基準 基準とその解釈について理解する。
14週 電気設備技術基準 基準とその解釈について理解する。
15週 電気設備技術基準 基準とその解釈について理解する。
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト等演習・レポート発表相互評価合計
総合評価割合8002000100
基礎的能力000000
専門的能力8002000100
分野横断的能力000000