科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 保健
科目番号 0015 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(情報システムコース) 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「現代高等学校保健体育」、和唐正勝、高橋健夫著、大修館
担当教員 松﨑 拓也,八嶋 文雄,山本 浩二

到達目標

1我が国の疾病や社会の変化に対応して、健康を保持増進するために、人々が適切な生活行動を選択し実践し、及び環境との関わりについても理解できる。また、環境との関わりについても理解できる。
2.生涯の各段階おける健康についての課題に対し、自らこれに適切に対応する必要があることの重要性を理解できる。
3.大気汚染・水質汚濁・土壌汚染・健康被害の防止・環境食品衛生活動など、社会で生活して行く環境を捉え、問題点を理解し関わり方を考えて行動ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1我が国の健康問題や健康の保持増進、個人の意思決定。行動選択がどのように社会と関わっているか理解し説明をすることができる。喫煙・飲酒・薬物乱用が理解・説明することができる。健康や個人の意思決定・行動選択について、説明ができない。
評価項目2生涯の各段階について理解し説明をすることができる。結婚・妊娠・出産について理解し説明をすることができる。結婚生活や妊娠・出産について理解・説明ができない。
評価項目3環境と健康、環境と食品の保健、労働と健康について理解し説明ができる。交通安全について理解し説明ができる。社会で生活していくための環境について理解・説明ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
個人及び社会生活における健康・安全ついて理解を深めるようにし、生涯を通じて自らの健康を適切に管理し、改善していく資質や能力を育てる。
授業の進め方・方法:
授業単元及び内容については、学生の実態等に合わせて精選して取り扱う。また、演習やビデオ教材を必要に応じて活用する。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業のガイダンス
私たちの健康のすがた、健康のとらえ方、健康と意思決定・行動選択
私たちの健康、健康とは何か、健康についての意思決定・行動選択について理解ができる。
2週 健康に関する環境づくり、生活習慣病とその予防、食事と健康、運動と健康 健康における環境、生活習慣病、健康的な食生活、健康によい運動について理解ができる。
3週 休養・睡眠と健康、喫煙と健康、飲酒と健康 質のよい休養や睡眠、喫煙についての健康問題、飲酒についての深刻な健康問題について理解ができる。
4週 薬物乱用と健康、現代の感染症、感染症の予防 薬物乱用についての社会問題、感染症について理解ができる。
5週 性感染症・エイズとその予防、欲求と適応機制、心身の相関とストレス、ストレスへの対処 性感染症やエイズ、心の健康ついて理解ができる。
6週 心の健康と自己実現、交通事故の現状と要因、交通社会における運転者の資質と責任、安全な交通社会づくり 自己実現、交通社会における事故の現状について理解ができる。
7週 応急手当の意義とその基本、日常的な応急手当、心肺蘇生法 心肺蘇生法や日常的な応急手当が理解できる。
8週 思春期と健康、性意識と性行動の選択、結婚生活と健康 思春期の健康課題、結婚生活について理解ができる。
2ndQ
9週 妊娠・出産と健康、家族計画と人工妊娠中絶 妊娠・出産、家族生活について理解ができる。
10週 加齢と健康、高齢者のための社会的取り組み、保健制度とその活用 加齢と健康、高齢化社会の特徴、保健制度について理解ができる。
11週 医療制度とその活用、医療品と健康、さまざまな保健活動や対策、大気汚染と健康 医療制度、医療品、環境衛生活動について理解ができる。
12週 水質汚濁・土壌汚染と健康、健康被害の防止と環境対策、環境衛生活動のしくみと働き 汚染と健康について被害や防止対策などを踏まえて理解ができる。
13週 食品衛生活動のしくみと働き、食品と環境の保健と私たち、働くこと健康 食品が製造されてから私たちのもとに届くまで、どのような安全性が確保されているか理解する。
14週 労働災害と健康、健康的な職業生活 労働災害について職業別に理解ができる。
15週 期末テスト
16週 答案返却、テスト解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。1
目標の実現に向けて計画ができる。1
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。1
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。1
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。1
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。1
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。1
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。1
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。1
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。1
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。1
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている1

評価割合

試験自主的学習など相互評価協力的学習ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力80002000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000