中国語

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 中国語
科目番号 0016 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(情報システムコース) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 理系のための中国語入門(好文社)、パックス中日・日中辞典(講談社)
担当教員 日高 一宇,板谷 俊生,武井 満幹

到達目標

1.英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考ができる。
2.中国語で簡単な日常会話ができ、基礎的な文章を書くことができる。
3.言語の習得と共に異文化への理解を深めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考ができる。英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考が概ねできる。英語以外の外国語を学び、言語構造の違いを理解するための論理的思考ができない。
評価項目2中国語で簡単な日常会話ができ、基礎的な文章を書くことができる。中国語で簡単な日常会話が理解でき、基礎的な文章を概ね書くことができる。 中国語で簡単な日常会話が理解できず、基礎的な文章を書くことができない。
評価項目3言語の習得と共に異文化への理解を深めることができる。言語のおおまかな習得と共に異文化について理解できるようになる。言語の習得が不十分で異文化を深く理解することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本講義は中国語の発音、スタンダードな文型および表現を中心に授業を行う。発音、基礎文法の習得ならびに日常会話の訓練を通してすぐに使える会話能力養成を目標とする。
授業の進め方・方法:
外国語習得にもっとも大切な「聞く」、「話す」を中心に、中国語初級会話に関する基本表現・重要表現と技能を集中的に練習して行う。
注意点:
授業内容の予習、復習を欠かさないように、講義に臨むこと。
教科書や授業に必要な資料などは毎時間、必携のこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・概説            
・発音編(一)四声と単母音
中国という国、中国語とはどういう言葉なのかを知り、まずは四声の発音が正しくできる。
2週 ・発音編(一)四声と単母音 
・発音編(二)子音
声調符号やピンインを見て、四声をもった単母音や子音を聞き取ったり、発音できる。
3週 ・発音編(二)子音      
・発音編(三)複合母音
声調符号やピンインを見て、四声をもった子音や複合母音を聞き取ったり、発音できる。
4週 ・発音編(三)複合母音    
・発音編(四)鼻母音
声調符号やピンインを見て、四声をもった複合母音や鼻母音を聞き取ったり、発音できる。
5週 ・発音編(四)鼻母音 声調符号やピンインを見て、四声をもった鼻母音を聞き取ったり、発音できる。
6週 ・発音編(五)ピンインのまとめ 声調符号・ピンイン表記上の注意点を理解する。「r化音」「不」と「一」の変調をマスターする。
7週 ・発音編(六)数字いろいろ 
・総合練習
数字をマスターし、数字を用いた表現を理解する。2音節の発音や総合練習で発音編をまとめる。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
2ndQ
9週 ・第1課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
10週 ・第2課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
11週 ・第3課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
12週 ・第4課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
13週 ・第5課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
14週 ・第1課~第5課のまとめと補足 第1課~第5課の振り返りを行い、試験前に分からなかった箇所を再確認する。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。
後期
3rdQ
1週 前期に学んだ内容を思い出す。 前期に学んだ文法事項や単語を再確認し、後期の授業への備えを行う。
2週 ・第6課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
3週 ・第7課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
4週 ・第8課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
5週 ・第9課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
6週 ・第10課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
7週 ・第6課~第10課のまとめと補足 第6課~第10課の振り返りを行い、試験前に分からなかった箇所を再確認する。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
4thQ
9週 ・第11課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
10週 ・第12課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
11週 ・第13課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
12週 ・第14課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
13週 ・第15課:本文・学習ポイント・練習問題・中検の合格を目指そう! 当該の文法事項の理解、新出単語の習得。本文を発音できる。各種練習問題をスムーズに解ける。
14週 ・第11課~第15課のまとめと補足 第11課~第15課の振り返りを行い、試験前に分からなかった箇所を再確認する。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験口頭発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000