概要:
コンピュータネットワークを支える情報通信技術は日々進展しており、新しい技術が次々と導入されている。本授業ではネットワークに関する技術の根幹となる情報通信技術の基礎について学ぶ。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に授業を進めていく。また毎回簡単な小テストを実施し事前知識と理解度を確認しながら進めていくため予習・復習を推奨する。
注意点:
特になし
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
物理層プロトコルについて学ぶ |
物理層プロトコルについて説明でき、端末とメディア間を接続する物理的条件や電気的条件が理解できている
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2週 |
データリンク層プロトコルについて学ぶ |
データリンク層プロトコルについて説明でき、イーサネットと無線LANが理解できている
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3週 |
ネットワーク層プロトコルについて学ぶ |
ネットワーク層プロトコルについて説明でき、IPv4アドレスの構成が理解できている
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4週 |
IPルーティングについて学ぶ |
IPルーティングについて説明でき、各種ルーティングプロトコルが理解できている
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5週 |
上位プロトコルの位置づけについて学ぶ |
OSI参照モデル上位4層の位置づけについて説明できる
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6週 |
TCPについて学ぶ |
TCPについて説明できる
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
TCPの上位層について学ぶ |
TELNET、SSH、FTPの基礎について説明できる
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4thQ |
9週 |
インターネットについて学ぶ |
インターネットの歴史について説明でき、インターネットを実現する仕組みが理解できている
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10週 |
メールサービスについて学ぶ |
メール配送の仕組みについて説明でき、メッセージ構造が理解できている
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11週 |
Webサービスついて学ぶ |
WWWについて説明でき、URL、HTML、HTTPが理解できている
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12週 |
ネットワークセキュリティについて学ぶ |
ネットワークセキュリティの状況について説明でき、代表的なサイバー攻撃が理解できている
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13週 |
暗号について学ぶ |
暗号の歴史について説明でき、共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式が理解できている
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14週 |
セキュア通信プロトコルについて学ぶ |
セキュア通信の機密性、完全性、可用性が理解できている
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15週 |
防御技術について学ぶ |
脅威に対する防御策について説明できる
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16週 |
定期試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | コンピュータシステム | ネットワークコンピューティングや組込みシステムなど、実用に供せられているコンピュータシステムの利用形態について説明できる。 | 4 | |
デュアルシステムやマルチプロセッサシステムなど、コンピュータシステムの信頼性や機能を向上させるための代表的なシステム構成について説明できる。 | 4 | |
集中処理システムについて、それぞれの特徴と代表的な例を説明できる。 | 4 | |
分散処理システムについて、特徴と代表的な例を説明できる。 | 4 | |
プロジェクト管理の必要性について説明できる。 | 4 | |
情報通信ネットワーク | プロトコルの概念を説明できる。 | 4 | |
プロトコルの階層化の概念や利点を説明できる。 | 4 | |
ローカルエリアネットワークの概念を説明できる。 | 4 | |
インターネットの概念を説明できる。 | 4 | |
TCP/IPの4階層について、各層の役割を説明でき、各層に関係する具体的かつ標準的な規約や技術を説明できる。 | 4 | |
主要なサーバの構築方法を説明できる。 | 4 | |
情報通信ネットワークを利用したアプリケーションの作成方法を説明できる。 | 4 | |
ネットワークを構成するコンポーネントの基本的な設定内容について説明できる。 | 4 | |
無線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 4 | |
有線通信の仕組みと規格について説明できる。 | 4 | |
SSH等のリモートアクセスの接続形態と仕組みについて説明できる。 | 4 | |
基本的なルーティング技術について説明できる。 | 3 | |
基本的なフィルタリング技術について説明できる。 | 4 | |
その他の学習内容 | メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。 | 4 | |
ディジタル信号とアナログ信号の特性について説明できる。 | 4 | |
情報を離散化する際に必要な技術ならびに生じる現象について説明できる。 | 4 | |