概要:
グローバルな視野を持った創造的技術者を育成するため、現代世界の国々についての地理的理解を図る。その際、自然環境や人間活動が社会に及ぼす影響について考察するとともに、今日の国際社会が抱える諸問題を地理的な視点で捉える。系統地理的・地誌的アプローチをする。
授業の進め方・方法:
教科書の主要部分を取り上げて授業を進めるが、地図帳・プリント等で詳しく考察する所もある。授業中は教科書・地図帳・プリント等をフルに活用して進めるので、ノート筆記を工夫して自分なりのノートを完成してほしい。適宜考えや意見を問うので自分なりの考えを述べる習慣をつけること。試験前は教科書や地図帳・ノート・プリントを中心に復習に努めること。普段からテレビ・新聞・書物等で地理や旅に関するものに親しんでほしい。隔週で州ごとの国名等を問う小テストを行う。
注意点:
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
さまざまな地図 |
縮尺や表現法が異なるさまざまな紙地図・電子地図に触れ、それぞれのと特徴について説明できる。
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2週 |
現代世界の国家と領域 |
国家や主権の概念、領土・領海等に関する諸規定について説明できる。
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3週 |
日本の領域をめぐる諸課題(1)北方領土 |
北方領土問題の経緯を説明でき、解決の糸口を考察することができる。
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4週 |
日本の領域をめぐる諸課題(2)尖閣諸島ほか |
尖閣諸島など領有をめぐる諸課題について説明でき、解決の糸口を考察することができる。
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5週 |
国家間の結び付きと貿易 |
国際機関の役割や貿易を通じた国家間の結付きについて説明できる。
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6週 |
世界の大地形と人々の生活 |
世界の大地形とプレートの関係について説明できる。
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7週 |
変動帯と人々の生活 |
変動帯での地殻運動や火山活動の仕組みについて説明できる
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
日本列島の地形と地殻運動 |
日本列島での地震活動、火山活動の仕組みについて説明できる。
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10週 |
地震災害と火山災害 |
過去の地震・津波災害、火山災害の事例や研究成果から防災のありかたを考察できる。
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11週 |
大気大循環と世界の気候 |
大気大循環が起こり、さまざまな気圧帯ができる仕組みについて説明できる。
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12週 |
ケッペンの気候区分と世界の気候 |
ケッペンの気候区分について理解し、気候分布の原因について説明できる。
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13週 |
熱帯・乾燥帯の気候と人々の生活 |
熱帯・乾燥帯の気候の特徴と生活の生活について説明できる。
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14週 |
温帯・亜寒帯・寒帯の気候と人々の生活 |
温帯・亜寒帯・寒帯の気候の特徴と生活の生活について説明できる。
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15週 |
日本の気候と気象災害 |
日本の気候の特徴を理解し、過去の気象災害の事例から防災のありかたについて考察できる。
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16週 |
期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 自然科学 | ライフサイエンス/アースサイエンス | ライフサイエンス/アースサイエンス | 陸地および海底の大地形とその形成を説明できる。 | 3 | 前6 |
マグマの生成と火山活動を説明できる。 | 3 | |
地震の発生と断層運動について説明できる。 | 3 | 前9,前10 |
地球科学を支えるプレートテクトニクスを説明できる。 | 3 | |
プレート境界における地震活動の特徴とそれに伴う地殻変動などについて説明できる。 | 3 | 前7 |
大気の熱収支を理解し、大気の運動を説明できる。 | 3 | |
大気の大循環を理解し、大気中の風の流れなどの気象現象を説明できる。 | 3 | 前11,前12 |
熱帯林の減少と生物多様性の喪失について説明できる。 | 3 | |
地球温暖化の問題点、原因と対策について説明できる。 | 3 | |
人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | 前5 |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前13,前14 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4 |
工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。 | 3 | |
グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 3 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |