英語BⅡ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語BⅡ
科目番号 0050 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(情報システムコース) 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 My Way English Expression Ⅱ(三省堂),Vintage(いいずな書店)
担当教員 副島 由美子,横山 郁子,渡辺 眞一,久保川 晴美

到達目標

1. 中学校で既習の文法事項や構文を定着させる。
2. 高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を習得する。
3.100~150語程度のパラグラフモデル文を読み、その概要が理解できる。
4.自分や身近なことについて100語程度の簡単な文章を書くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1中学校で既習の文法事項や構文を正しく理解し、活用・運用することができる。中学校で既習の文法事項や構文をおおむね理解し、活用・運用することができる。中学校で既習の文法事項や構文を理解できず、活用・運用することができない。
評価項目2高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項を正しく理解し、活用・運用することができる。高等学校学習指導要領に示されいるレベルの文法事項や構文をおおむね理解し、活用・運用することができる。高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文が理解できなく、活用・運用することができない。
評価項目3授業で扱う語彙の60%以上の単語を理解し、活用・運用することができる。授業で扱う語彙の50%から60%程度の単語等を理解し、活用・運用することができる。授業で扱う語彙の単語等の理解が50%未満であり、活用・運用することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では、1・2年までの英語学習で身につけてきた文法・構文・語彙などの基礎力を用いて、日常生活に密着した基本的な英文を書くことで、基礎的な英作文力の養成を行うことを目的とする。授業では、文法項目および表現項目ごとにまとめられた基本英文について、文法、単語・熟語の用法を解説し、さまざまな演習問題を通して、英作文力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
1.予習をしていることを前提として授業を進める。特に英作問題では必ず自作を用意しておくこと。
2.プリントや参考書を利用して英語理解を深める。
3.単語、熟語、文の構造、文法についての理解を深め、英語を書く能力を深める。
4.POWER STAGEやCOCET2600を適宜用いる。
5.小テストを実施する。
注意点:
和英辞典持参が望ましい。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 予習復習の仕方、授業の進め方、テスト、参考書、シラバスの説明などを理解する。
2週 LESSON 1
学校生活と友人
現在形/現在進行形・未来進行形について理解する。
3週 LESSON 2 
クラブ活動
未来完了形/過去完了進行形について理解する。
4週 LESSON 3 
家庭のルール
助動詞(義務・必要など)について理解する。
5週 LESSON 4 
旅行
助動詞(過去の状態・習慣/慣用表現)について理解する。
6週 LESSON 5
日本の伝統芸能
さまざまな受動態の表現について理解する。
7週 Project Work A
The Open High School Day
自分の学校について説明するプレゼンテーションを実践する。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
2ndQ
9週 LESSON 6
日本のポップカルチャー
自動詞+不定詞/SVO+不定詞について理解する。
10週 LESSON 7
地域の伝統産業
疑問詞+不定詞/完了形の不定詞について理解する。
11週 LESSON 8
絵画
動名詞を用いたさまざまな表現について理解する。
12週 LESSON 9
日本の伝統文化
不定詞と動名詞/不定詞を用いた表現について理解する。
13週 LESSON 10
スポーツ選手たち
さまざまな分詞構文の表現について理解する。
14週 Project Work B
Top Three Local Specialties
好きな地域の特産品を発表するプレゼンテーションを実践する。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。
後期
3rdQ
1週 LESSON 11
日本の世界遺産
比較に関するさまざまな表現について理解する。
2週 LESSON 12
アジアの食文化
関係詞の非制限用法/複合関係詞について理解する。
3週 LESSON 13
生活を見直す
仮定法を用いたさまざまな表現について理解する。
4週 LESSON 14
外国語の学習
間接話法/否定表現について理解する。
5週 Project Work C
My cherished Motto
「大切にしていることば」について考えて発表するプレゼンテーションを実践する。
6週 LESSON 15
エネルギー問題
代名詞を用いたさまざまな表現について理解する。
7週 LESSON 16
余暇の過ごし方
時間に関する表現について理解する。
8週 中間試験 1~7週までの内容を網羅した試験により、授業内容の理解の定着を図る。
4thQ
9週 LESSON 17 
レイチェル・カーソンと環境問題
無生物主語構文/名詞的表現について理解する。
10週 LESSON 18 
さまざまなメディア
譲歩を表す表現について理解する。
11週 LESSON 19
科学と技術
結果・程度、目的を表す表現について理解する。
12週 LESSON 20
職業
強調表現/同格表現について理解する。
13週 LESSON 21
生き方
群動詞/群前置詞について理解する。
14週 Project Work D
Things I Like in Japan
「世界に広めたい私の好きな日本」について考えて発表するプレゼンテーションを実践する。
15週 定期試験 9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容についての解説 定期試験の内容を理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。3
合意形成のために会話を成立させることができる。3
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。3

評価割合

定期試験小テスト等演習・レポート発表相互評価合計
総合評価割合6020101000100
基礎的能力6020101000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000