到達目標
1. 直流回路について説明し、動作解析できる。
2. 交流回路について説明し、動作解析できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 直流回路について説明でき、計算できる。 | 直流回路について計算できる。 | 直流回路について計算できない。 |
評価項目2 | 交流回路について説明でき、計算できる。 | 交流回路について計算できる。 | 交流回路について計算できない。 |
学科の到達目標項目との関係
準学士課程の教育目標 (A)① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 (A)② 自主的・継続的な学習を通じて、基礎科目に関する問題を解くことができる。
準学士課程の教育目標 (B)① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 (B)② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解くことができる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SA① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する共通基礎を理解できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SA② 自主的・継続的な学習を通じて、共通基礎科目に関する問題を解決できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SB① 共通基礎知識を用いて、専攻分野における設計・製作・評価・改良など生産に関わる専門工学の基礎を理解できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SB② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解決できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SC① 専門工学の実践に必要な知識を深め、実験や実習を通じて、問題解決の経験を積む。
教育方法等
概要:
電気回路で学んだ知識について演習を行う。
授業の進め方・方法:
3年で学んだ電気回路の内容について、担当を決めて発表してもらう。また演習を行う。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
直流回路の基礎 オームの法則、電力、直列接続、キルヒホッフの第2法則、分圧 |
電気回路の基礎の計算ができる。
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2週 |
直流回路の基礎 並列接続、キルヒホッフの第1法則、分流、直並列接続 |
電気回路の基礎の計算ができる。
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3週 |
直流回路の基礎 電位、電位差、電圧源と内部抵抗、倍率器、分流器 |
電位、電位差が分かる。 電圧源の内部抵抗が分かる。
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4週 |
直流回路の基礎 ブリッジ回路と平衡条件、最大消費電力 |
ブリッジ回路の平衡条件が分かる。 最大消費電力が分かる。
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5週 |
直流回路の基礎 枝電流法、ループ電流法、電圧源と電流源 |
枝電流法、ループ電流法を用いた回路解析ができる。 等価電圧源,等価電流源の計算ができる。
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6週 |
直流回路の基礎 重ね合わせの理、テブナンの定理、Δ-Y,Y-Δ変換、節点電位法 |
重ね合わせの理、テブナンの定理、節点電位法を用いた回路解析ができる。
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7週 |
中間試験 |
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8週 |
答案返却 |
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2ndQ |
9週 |
交流回路の基礎 正弦波交流について |
正弦波交流の瞬時値、最大値、周波数、平均値、実効値がわかる。
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10週 |
交流回路の基礎 受動素子の性質、LR直列回路 |
受動素子(R, L , C)に交流を加えた時の電流・電圧特性が分かる。
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11週 |
交流回路の基礎 RC直列回路、RLC直列回路、RL並列回路、RLC並列回路 |
複素数を用いた交流回路解析ができる。
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12週 |
交流回路の基礎 位相差、交流の電力、力率改善 |
交流電力を計算できる。
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13週 |
交流回路の基礎 直列共振、並列共振 |
直列共振回路と並列共振回路の計算ができる。
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14週 |
交流回路の基礎 三相交流回路 |
三相交流回路の計算ができる
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15週 |
定期試験 |
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16週 |
答案返却 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電気回路 | 電荷と電流、電圧を説明できる。 | 3 | |
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。 | 3 | |
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。 | 3 | |
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。 | 3 | |
ブリッジ回路を計算し、平衡条件を求められる。 | 3 | |
電力量と電力を説明し、これらを計算できる。 | 3 | |
正弦波交流の特徴を説明し、周波数や位相などを計算できる。 | 3 | |
平均値と実効値を説明し、これらを計算できる。 | 3 | |
正弦波交流のフェーザ表示を説明できる。 | 3 | |
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる。 | 3 | |
瞬時値を用いて、交流回路の計算ができる。 | 3 | |
フェーザ表示を用いて、交流回路の計算ができる。 | 3 | |
インピーダンスとアドミタンスを説明し、これらを計算できる。 | 3 | |
キルヒホッフの法則を用いて、交流回路の計算ができる。 | 3 | |
合成インピーダンスや分圧・分流の考え方を用いて、交流回路の計算ができる。 | 3 | |
直列共振回路と並列共振回路の計算ができる。 | 2 | |
相互誘導を説明し、相互誘導回路の計算ができる。 | 2 | |
理想変成器を説明できる。 | 2 | |
交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。 | 3 | |
重ねの理を用いて、回路の計算ができる。 | 3 | |
網目電流法を用いて回路の計算ができる。 | 3 | |
節点電位法を用いて回路の計算ができる。 | 2 | |
テブナンの定理を回路の計算に用いることができる。 | 1 | |
評価割合
| 試験 | 課題等 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 40 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |