ネットワーク構成論Ⅰ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 ネットワーク構成論Ⅰ
科目番号 0069 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(情報システムコース) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 基本からわかる情報通信ネットワーク講義ノート
担当教員 古閑 宏幸,上原 聡

到達目標

・階層化モデルおよび通信プロトコルについて理解できる
・インターネットサービスの仕組みについて理解できる
・ネットワークセキュリティの仕組みについて理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
階層化モデル・通信プロトコル階層化モデルおよび通信プロトコルについて体系的に説明できる階層化モデルおよび通信プロトコルの要素技術について説明できる階層化モデルおよび通信プロトコルの要素技術について説明できない
インターネットサービスインターネットサービスの仕組みについて体系的に説明できるインターネットサービスの要素技術について説明できるインターネットサービスの要素技術について説明できない
ネットワークセキュリティネットワークセキュリティの仕組みについて体系的に説明できるネットワークセキュリティの要素技術について説明できるネットワークセキュリティの要素技術について説明できない

学科の到達目標項目との関係

準学士課程の教育目標 (B)① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 (C)① 実験や実習を通じて、問題解決の実践的な経験を積む。
準学士課程の教育目標 (C)② 機器類(装置・計測器・コンピュータなど)を用いて、データを収集し、処理できる。
準学士課程の教育目標 (C)④ 実験や実習について、方法・結果・考察をまとめ、報告できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SB① 共通基礎知識を用いて、専攻分野における設計・製作・評価・改良など生産に関わる専門工学の基礎を理解できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SC① 専門工学の実践に必要な知識を深め、実験や実習を通じて、問題解決の経験を積む。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SC② 機器類(装置・計測器・コンピュータなど)を用いて、データを収集し、処理できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SC④ 実験や実習について、方法・結果・考察を的確にまとめ、報告できる。

教育方法等

概要:
インターネットに代表される情報通信ネットワークは様々な分野で利用されている.本授業ではネットワークを構成する要素技術やインターネットサービス,ネットワークセキュリティの仕組みについて基礎知識を習得することを目的とする.
授業の進め方・方法:
教科書に沿って授業を進めていく.適宜,要点について演習を実施するので,復習により理解を深めることを推奨する.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 物理層プロトコル 物理層プロトコルについて説明できる
2週 データリンク層プロトコル イーサネットや無線LANについて説明できる
3週 ネットワーク層プロトコル IPの機能について説明できる
4週 IPルーティング 経路制御やルーティングプロトコルについて説明できる
5週 下位プロトコルと上位プロトコル OSI参照モデルにおける下位プロトコルと上位プロトコルの位置づけについて説明できる
6週 トランスポート層プロトコル TCPの機能について説明できる
7週 アプリケーション層プロトコル TELNET,SSH,FTPについて説明できる
8週 中間試験
4thQ
9週 インターネットサービス インターネットの歴史やサービスを実現する仕組みについて説明できる
10週 メールサービス メールサービスの仕組みについて説明できる
11週 Webサービス Webサービスの仕組みについて説明できる
12週 ネットワークセキュリティ ネットワークセキュリティの概要や代表的な攻撃手法について説明できる
13週 暗号 共通鍵暗号方式や公開鍵暗号方式について説明できる
14週 セキュア通信プロトコル SSL/TLSやIPsecについて説明できる
15週 防御技術 ファイアウォールやIDS/IPSについて説明できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000