電気回路演習

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 電気回路演習
科目番号 0072 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(情報システムコース) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「電気回路論3版改訂」 平山博他, 電気学会(オーム社)
担当教員 中島 レイ

到達目標

1. 直流回路について説明し、動作解析できる。
2. 交流回路について説明し、動作解析できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1直流回路について説明でき、計算できる。直流回路について計算できる。直流回路について計算できない。
評価項目2交流回路について説明でき、計算できる。交流回路について計算できる。交流回路について計算できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程の教育目標 (A)①  数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 (A)② 自主的・継続的な学習を通じて、基礎科目に関する問題を解くことができる。
準学士課程の教育目標 (B)① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 (B)② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解くことができる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SA① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する共通基礎を理解できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SA② 自主的・継続的な学習を通じて、共通基礎科目に関する問題を解決できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SB① 共通基礎知識を用いて、専攻分野における設計・製作・評価・改良など生産に関わる専門工学の基礎を理解できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SB② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解決できる。
専攻科教育目標、JABEE学習教育到達目標 SC① 専門工学の実践に必要な知識を深め、実験や実習を通じて、問題解決の経験を積む。

教育方法等

概要:
電気回路で学んだ知識について演習を行う。
授業の進め方・方法:
毎回演習を行う。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電気回路の基礎 電気回路の基礎の計算ができる。
2週 キルヒホッフの法則 キルヒホッフの法則の計算ができる。
3週 閉路方程式を用いた回路解析 閉路方程式を用いた回路解析ができる。
4週 等価電圧源,等価電流源 等価電圧源,等価電流源の計算ができる。
5週 正弦波交流回路 正弦波交流回路の計算ができる。
6週 複素数を用いた交流回路解析 複素数を用いた交流回路解析ができる。
7週 後期中間試験
8週 答案返却
2ndQ
9週 交流電力 交流電力を計算できる。
10週 共振回路 直列共振回路と並列共振回路の計算ができる。
11週 相互誘導回路 相互誘導回路の計算ができる。
12週 相互誘導回路 相互誘導回路の計算ができる。
13週 三相交流回路 三相交流回路の計算ができる
14週 三相交流回路 三相交流回路の計算ができる
15週 学年末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電気回路電荷と電流、電圧を説明できる。3
オームの法則を説明し、電流・電圧・抵抗の計算ができる。3
キルヒホッフの法則を用いて、直流回路の計算ができる。3
合成抵抗や分圧・分流の考え方を用いて、直流回路の計算ができる。3
ブリッジ回路を計算し、平衡条件を求められる。3
電力量と電力を説明し、これらを計算できる。3
正弦波交流の特徴を説明し、周波数や位相などを計算できる。3
平均値と実効値を説明し、これらを計算できる。3
正弦波交流のフェーザ表示を説明できる。3
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる。3
瞬時値を用いて、交流回路の計算ができる。3
フェーザ表示を用いて、交流回路の計算ができる。3
インピーダンスとアドミタンスを説明し、これらを計算できる。3
キルヒホッフの法則を用いて、交流回路の計算ができる。3
合成インピーダンスや分圧・分流の考え方を用いて、交流回路の計算ができる。3
直列共振回路と並列共振回路の計算ができる。2
相互誘導を説明し、相互誘導回路の計算ができる。2
理想変成器を説明できる。2
交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。3
重ねの理を用いて、回路の計算ができる。3
網目電流法を用いて回路の計算ができる。3
節点電位法を用いて回路の計算ができる。2
テブナンの定理を回路の計算に用いることができる。1

評価割合

試験課題合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000