基礎カーエレクトロニクス(前期)

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 基礎カーエレクトロニクス(前期)
科目番号 0106 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(情報システムコース) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 福澤 剛

到達目標

交流回路の計算ができる。
電磁力、誘導起電力、モータの原理について理解できる。
電気自動車の電気的技術について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1交流回路、三相交流回路を理解し、各種計算ができる。交流回路、三相交流回路を理解できる。交流回路、三相交流回路を理解できない。
評価項目2電磁力、誘導起電力、各種モータの原理について理解できる。モータのトルク、出力、特性などを求めることができる。電磁力、誘導起電力、各種モータの原理について理解できる。電磁力、誘導起電力、各種モータの原理について理解できない。
評価項目3電気自動車に使われている種々の電気的技術について理解し、それらと関連づけて、電気自動車の長所短所を説明できる。電気自動車に使われている種々の電気的技術について理解し、電気自動車の長所短所を説明できる。電気自動車に使われている電気的技術の理解ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
直流回路、交流回路、電磁誘導など電気電子工学の基礎事項から始め、バッテリー、インバータ、モータなど自動車に使われるエレクトロニクス技術や電気自動車の仕組みについて学ぶ。
授業の進め方・方法:
配布プリントを用いて、授業を進める。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 電気自動車の技術 電気自動車の技術の概略を理解できる。
2週 電気自動車の技術 電気自動車の技術の概略を理解できる。
3週 直流回路 直流回路の計算ができる。
4週 交流回路 交流回路の計算ができる。
5週 交流回路 交流回路の計算ができる。
6週 モータ モータの原理を説明できる。
7週 モータ 各種モータについて説明できる。
8週 中間試験 各種モータについて説明できる。
2ndQ
9週 モータ 各種モータについて説明できる。
10週 バッテリー 自動車に使用されるバッテリーの特徴を理解できる。
11週 インバータ 直流交流変換について理解できる。
12週 インバータ 直流交流変換について理解できる。
13週 パワーエレクトロニクス パワーデバイスについて理解できる。
14週 まとめ
15週 前期期末試験
16週 答案返却

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野電気回路電荷と電流、電圧を説明できる。3前3,後3
正弦波交流の特徴を説明し、周波数や位相などを計算できる。3前5,後5
平均値と実効値を説明し、これらを計算できる。3前5,後5
R、L、C素子における正弦波電圧と電流の関係を説明できる。3前5,後5
瞬時値を用いて、交流回路の計算ができる。3前5,後5
交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。3前5,後5
電磁気電流が作る磁界をビオ・サバールの法則を用いて計算できる。3前9,後9
電流が作る磁界をアンペールの法則を用いて計算できる。3前9,後9
磁界中の電流に作用する力を説明できる。3前9,後9
電磁誘導を説明でき、誘導起電力を計算できる。3前9,後9
電子回路ダイオードの特徴を説明できる。3前12,後11
電力直流機の原理と構造を説明できる。3前9,後9
誘導機の原理と構造を説明できる。3前9,後9
同期機の原理と構造を説明できる。3前9,後9

評価割合

試験小テスト等演習・レポート発表相互評価合計
総合評価割合7003000100
基礎的能力000000
専門的能力7003000100
分野横断的能力000000