情報基礎

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報基礎
科目番号 0133 科目区分 専門 / 必修
授業形態 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(情報システムコース) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 基本からわかる情報通信ネットワーク講義ノート
担当教員 上原 聡,古閑 宏幸,秋本 髙明

到達目標

情報理論と情報通信ネットワークの基礎について理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
情報理論情報と符号の関係について体系的に説明できる情報と符号の要素技術について説明できる。情報と符号の要素技術について説明できない。
伝送技術・ネットワーク伝送技術とネットワークの仕組みについて体系的に説明できる。伝送技術とネットワークの要素技術について説明できる。伝送技術とネットワークの要素技術について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する基礎を理解できる。
学習・教育到達度目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
JABEE SA① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する共通基礎を理解できる。
JABEE SB② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解決できる。

教育方法等

概要:
コンピュータネットワークを支える情報通信技術は日々進展しており、新しい技術が次々と導入されている。本授業では通信技術の歴史や新旧を意識しながら、情報理論・伝送技術・ネットワークなどの情報通信ネットワークの基礎について学ぶ。
授業の進め方・方法:
配布資料に沿って授業を進めていく。また毎回簡単な小テストを実施し事前知識と理解度を確認しながら進めていくため、予習・復習を推奨する。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 情報量 情報と符号の関係と情報量について説明できる。
2週 情報量のモデル化 様々な情報源とマルコフモデルについて説明できる。
3週 エントロピー エントロピーについて説明できる
4週 情報源符号化 情報源符号化定理が理解できる
5週 ハフマン符号 ハフマン符号を構成できる
6週 通信路符号化 通信路符号化を理解し、線形符号について説明できる
7週 ハミング符号 ハミング符号を構成できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 情報通信ネットワークの概要 情報通信ネットワークの歴史や構成要素が説明できる
10週 伝送方式 アナログ伝送とディジタル伝送について説明できる
11週 変調方式 ディジタル変調について説明できる
12週 交換方式 回線交換方式とパケット交換方式について説明できる
13週 ネットワークトポロジー ネットワークの構成要素やトポロジーについて説明できる
14週 トラヒック理論 トラヒック理論やネットワークの基本設計について説明できる
15週 OSI参照モデル 階層化モデルや通信プロトコルについて説明できる
16週 定期試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野情報数学・情報理論情報量の概念・定義を理解し、実際に計算することができる。4前1,前2,前3
情報源のモデルと情報源符号化について説明できる。4前4,前5
通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。4前6,前7

評価割合

試験演習・課題等相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000