到達目標
1.自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な経済のしくみを説明できる。
2.世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。
3.経済に関するメディア情報を適切に受信・活用することができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 基礎的な経済のしくみを正しく説明できる。 | 基礎的な経済のしくみをおおまかに説明できる。 | 基礎的な経済のしくみを説明できない。 |
評価項目2 | 持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から正しく展望できる。 | 持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点からおおまかに展望できる。 | 持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できない。 |
評価項目3 | 経済に関するメディア情報を適切に受信・活用することができる。 | 経済に関するメディア情報をほぼ適切に受信・活用することができる。 | 経済・経営に関する基礎的用語及びそれらに関連するメディア情報を理解できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生活の基盤となっている経済の仕組みを学び、卒業後の社会人生活に備える。
授業の進め方・方法:
とくに基礎知識は必要としないが、本授業を機会に新聞やニュースを見るように心掛けて欲しい。
注意点:
授業課題として計2回のレポートを課す。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
合理的意思決定について① |
経済学的な意思決定問題のうち2項選択の最適化問題の基礎を理解する。
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2週 |
合理的意思決定について② |
経済学的な意思決定問題のうち数量的最適化問題の基礎を理解する。
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3週 |
ゲーム理論を用いた戦略の考え方① |
交互ゲームと同時ゲームの基礎を理解する。
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4週 |
ゲーム理論を用いた戦略の考え方② |
シグナリングゲームの基礎を理解する。
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5週 |
交渉の基本構造 |
交渉理論の基礎を理解する。
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6週 |
価格設定の基本戦略① |
価格戦略の基本について説明ができる。
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7週 |
価格設定の基本戦略② |
差別価格戦略の具体例が挙げることができる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
社会的分業と経済組織の形成 |
比較優位による分業、分業のインセンティブを理解する。
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10週 |
組織運営のケーススタディー① |
情報、意思決定権限、インセンティブの観点から授業紹介事例を理解する。
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11週 |
組織運営のケーススタディー② |
情報、意思決定権限、インセンティブの観点から授業紹介事例を理解する。
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12週 |
市場経済システムによる組織運営 |
市場経済システムによる経済の制御の基本を理解する。
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13週 |
価格メカニズム(1) |
市場価格、需要曲線、供給曲線の概念を理解する。
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14週 |
価格メカニズム(2) |
価格メカニズムによる市場価格決定と需要調整の仕組みを理解する。
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15週 |
価格メカニズムの進展 |
価格メカニズムをサポートする近年のビジネス動向を理解する。
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16週 |
定期試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 公民的分野 | 自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 3 | 前1 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 前3 |
評価割合
| 試験 | 演習・レポート | 合計 |
総合評価割合 | 90 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 90 | 10 | 100 |