無機化学Ⅰ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 無機化学Ⅰ
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(物質化学コース) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 無機化学:裳華房  著者:木田 茂夫
担当教員 永田 康久

到達目標

1.原子の構造、元素の結合様式や諸特性を理解できる。
2.無機物質の種々の化学結合を理解できる。
3.非金属元素と金属元素の構造と性質を理解できる。
4.無機化合物や金属錯体の構造と性質を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
原子の構造、元素の結合様式や諸特性を理解できる。原子の構造、元素の結合様式や諸特性を理解し説明できる。原子の構造、元素の結合様式や諸特性を理解できる。原子の構造、元素の結合様式や諸特性を理解できない。
無機物質の種々の化学結合を理解できる。無機物質の種々の化学結合を理解し説明できる。無機物質の種々の化学結合を理解できる。無機物質の種々の化学結合を理解できない。
非金属元素と金属元素の構造と性質を理解できる。非金属元素と金属元素の構造と性質を理解し説明できる。非金属元素と金属元素の構造と性質を理解できる。非金属元素と金属元素の構造と性質を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程の教育目標 A① 数学・物理・化学などの自然科学、情報技術に関する基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 A② 自主的・継続的な学習を通じて、基礎科目に関する問題を解くことができる。
準学士課程の教育目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。

教育方法等

概要:
原子の電子配置及び原子の性質を理解させると共に、原子の構造、 元素間の結合や種々の無機物質の構造と性質ついて学習し、無機化学の基礎を身に付けてもらう。
授業の進め方・方法:
前期では、元素の周期表、原子の構造、 原子の電子配置、元素の基本的な結合と性質について学習する。後期では、無機物質で重要な単体、 イオン、 気体、 化合物、金属錯体の構造と性質等について理解を深めてもらう。
注意点:
1年次化学の教科書の1編2章・物質の基本構成、 3編・無機物質の内容を復習しておくことにより、さらに無機化合物に対する知識を深めることができる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 無機工業化学
2週 元素と原子
3週 原子の電子配置
4週 原子の電子配置
5週 原子の電子配置
6週 元素の諸特性
7週 元素の諸特性
8週 中間試験
2ndQ
9週 化学結合と構造
10週 化学結合と構造
11週 結晶の構造と性質
12週 結晶の構造と性質
13週 分子の構造
14週 分子の構造
15週 期末試験
16週 答案返却と解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力3000001040
専門的能力4000002060
分野横断的能力0000000