無機化学Ⅱ

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 無機化学Ⅱ
科目番号 0056 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(物質化学コース) 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 無機化学:裳華房  著者:木田 茂夫
担当教員 永田 康久,小畑 賢次

到達目標

1.単体(金属元素及び非金属元素)の諸特性について説明できる。
2.化合物(金属酸化物及び非金属酸化物)の諸特性について説明できる。
3.酸化・還元や酸・塩基について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1単体(金属元素及び非金属元素)の諸特性について説明でき、応用できる。単体(金属元素及び非金属元素)の諸特性について説明できる。単体(金属元素及び非金属元素)の諸特性に関する理解が不十分である。
評価項目2化合物(金属酸化物及び非金属酸化物)の諸特性について説明でき、応用できる。化合物(金属酸化物及び非金属酸化物)の諸特性について説明できる。化合物(金属酸化物及び非金属酸化物)の諸特性に関する理解が不十分である。
評価項目3酸化・還元や酸・塩基について説明でき、応用できる。酸化・還元や酸・塩基について説明できる。酸化・還元や酸・塩基に関する理解が不十分である。

学科の到達目標項目との関係

準学士課程の教育目標 B① 専門分野における工学の基礎を理解できる。
準学士課程の教育目標 B② 自主的・継続的な学習を通じて、専門工学の基礎科目に関する問題を解くことができる。

教育方法等

概要:
単体(金属元素及び非金属元素)や化合物(金属酸化物や非金属酸化物など)に関する諸性質ついて学習し、無機化学の基礎を身に付けてもらう。
授業の進め方・方法:
周期律表と物質の性質との関係性を説明し、単体や化合物の諸性質について解説する。理解が深まるように、各単元ごとに演習問題を解かせる。
注意点:
1年次化学の教科書の1編2章・物質の基本構成、 3編・無機物質の内容を復習しておくことにより、さらに無機化合物に対する知識を深めることができる。また、材料・物質の性質やその応用技術等について課題を課し、レポートとして報告してもらう。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 単体の性質 ・非金属元素の性質について説明できる。
2週 単体の性質 ・非金属元素の性質について説明できる。
3週 単体の性質 ・金属元素の性質について説明できる。
4週 単体の性質 ・金属元素の性質について説明できる。
5週 化合物の性質 ・金属酸化物の性質について説明できる。
6週 化合物の性質 ・金属酸化物の性質について説明できる。
7週 化合物の性質 ・金属酸化物の性質について説明できる。
8週 中間試験 ・1~7週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
4thQ
9週 化合物の性質 ・非金属酸化物の性質について説明できる。
10週 化合物の性質 ・非金属酸化物の性質について説明できる。
11週 化合物の性質 ・非金属酸化物の性質について説明できる。
12週 酸と塩基 ・酸と塩基について理解している。
13週 酸化と還元 ・酸化と還元について理解している。
14週 酸化と還元 ・酸化と還元について理解している。
15週 定期試験 ・9~14週までの内容を網羅した試験により、理解の定着を図る。
16週 定期試験内容について解説 ・定期試験の内容を理解している。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野無機化学元素の周期律を理解し、典型元素や遷移元素の一般的な性質を説明できる。3
代表的な元素の単体と化合物の性質を説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度課題その他合計
総合評価割合90000100100
基礎的能力400000040
専門的能力5000010060
分野横断的能力0000000