| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
IUPAC命名法 | IUPACの命名法に基づき、授業で学習していない有機化合物の名前と構造の相互変換ができる。 | IUPACの命名法に基づき、学習した有機化合物の名前と構造の相互変換ができる。 | 有機化合物の名前と構造の相互変換ができない。 |
共鳴 | 種々の構造の分子の共鳴式(共鳴形)を書くことができ、共鳴の意味を踏まえて説明できる。 | 基礎的な構造の分子について共鳴式(共鳴形)を書くことができる。 | 基礎的な構造の分子についても共鳴式(共鳴形)が書けない。 |
芳香族性 | 芳香族炭化水素の芳香族性を説明でき、代表的反応の試薬やその生成物を正しく書くことができる。 | 芳香族炭化水素について芳香族性を示す化合物の例を挙げることができ、代表的反応について簡単な基質からの生成物を予測できる。 | 芳香族化合物の芳香族性について説明できず、代表的反応の生成物を予測できない。 |
芳香族化合物が関与する反応 | 芳香族求電子置換反応の反応機構を記述、説明でき、それを基に種々の生成物の予測に応用できる。 | 芳香族求電子置換反応の反応機構を記述でき、それを基に簡単な生成物を予測できる。 | 芳香族求電子置換反応の反応機構を記述できず、簡単な生成物も予測できない。 |
立体化学 | 鏡像異性体の構造的、物性的特徴について説明でき、化合物の立体化学に関してその表記法により正しく表示できる。 | 鏡像異性体の構造的要件を説明でき、化合物の立体化学に関してその表記法により正しく表示できる。 | 鏡像異性体について説明できず、化合物の立体化学に関してその表記法を使うことができない。 |
ハロゲン化アルキルが関与する反応 | ハロゲン化アルキルの合成に関して、その生成物の予測に加えて原料の推測もでき、Grignard試薬の構造や性質、簡単な反応について説明できる。 | ハロゲン化アルキルの合成に関して、その生成物の予測ができ、Grignard試薬の構造について説明できる。 | ハロゲン化アルキルの合成に関して、その生成物の予測ができず、Grignard試薬の構造について説明できない。 |