概要:
①行列の基本演算を習得し、いろいろな行列の定義を理解し、それらの性質を使う。
また、行列を用いて、連立一次方程式を消去法によって解く。
②行列式の基本演算を習得する。また、行列式を用いて、正則行列の性質を調べる。
授業の進め方・方法:
講義と演習を1セットとして進める。授業の進度に合わせてレポート課題を与える。
注意点:
1.代数幾何Ⅰで学習した空間ベクトルを事前に復習しておくこと。
2.予習・復習・課題にしっかり取り組み、できるだけ多くの問題を解くこと。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | ベクトルの定義を理解し、ベクトルの基本的な計算(和・差・定数倍)ができ、大きさを求めることができる。 | 3 | 前1 |
平面および空間ベクトルの成分表示ができ、成分表示を利用して簡単な計算ができる。 | 3 | 前1 |
平面および空間ベクトルの内積を求めることができる。 | 3 | 前1 |
問題を解くために、ベクトルの平行・垂直条件を利用することができる。 | 3 | 前1 |
空間内の直線・平面・球の方程式を求めることができる(必要に応じてベクトル方程式も扱う)。 | 3 | 前1 |
行列の定義を理解し、行列の和・差・スカラーとの積、行列の積を求めることができる。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
逆行列の定義を理解し、2次の正方行列の逆行列を求めることができる。 | 3 | 前3 |
行列式の定義および性質を理解し、基本的な行列式の値を求めることができる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |