体育特論(前期)

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 体育特論(前期)
科目番号 0103 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 生産デザイン工学科(物質化学コース) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教養としてのスポーツ・身体文化、大修館書店
担当教員 濵田 臣二

到達目標

・武道とスポーツについて歴史的観点からそれらの特徴を理解する。
・最新のスポーツ科学に基づいた知識を深め、実際の場面で活用できるようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1健康についての最新の知識を理解し、運動の必要性について回答できる。運動の必要性医について、自分の考えを回答できる。健康についての理解が不足し、運動の重要性について理解できない。
評価項目2武道とスポーツについて、その相違点と共通点を明確に回答できる。武道とスポーツについて、それらの違いを回答できる。武道とスポーツについて、それらの特徴を理解できない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
スポーツ・武道・体育に関する最新の理論および研究成果から、生涯体育に通じる武道やスポーツの科学的理論を理解させるとともに、健康やトレーニングに関する実習によって合理的に健康・体力の増進を図る資質や能力を育てる。
授業の進め方・方法:
通常は講義・演習(発表)を主として、理解を深めるために必要に応じて実習を行う。
授業内容に関する課題についてレポートを提出させる。
注意点:
実習の際は運動ができるウェア・シューズを準備すること。
貴重品の管理は各自で行うこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業オリエンテーション 授業目的や概要について理解させ、スポーツや武道の現状について理解する。
2週 スポーツの起源と歴史1 各種目の歴史について調べたものを理解し発表する。
3週 スポーツの起源と歴史2 各種目の歴史について調べたものを理解し発表する。
4週 スポーツと武道について スポーツと武道の違いについて考察する。
5週 現在のスポーツ界について 現在のスポーツ界の問題点について考察する。
6週 スポーツとメディアについて スポーツとメディアの関係について理解を深める。
7週 コンディショニングと疲労 疲労とコンディショニングについて理解を深める。
8週 トレーニングの科学について 最新のトレーニング理論について学び理解を深める。
2ndQ
9週 スポーツ選手の栄養について スポーツ選手の理想的な食事について学び理解を深める。
10週 スポーツ選手の心理について 大会時の緊張等について学び、その克服法を理解する。
11週 運動時の身体の変化について 運動時の身体の変化について理解を深める。
12週 運動時の心拍数について1 ウォーキングやジョギングなど、比較的軽度の運動時の心拍数を測定し考察する。
13週 運動時の心拍数について2 中等度の運動時の心拍数を測定し考察する。
14週 運動時の心拍数について3 強度の運動時の心拍数を測定し考察する。
15週 健康と体力について 自分の健康と体力について考察する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3

評価割合

試験小テスト等演習・レポート発表相互評価合計
総合評価割合9000100100
基礎的能力90000090
専門的能力000000
分野横断的能力00010010