| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
電子・原子の基本事項、基本法則
の理解 | 電子・原子に関する基本的事項、各法則を歴史的発展、関連と共に理解している。複合的場合においても、それらを適用して、論理的に説明することができる。 | 電子・原子に関する基本的事項、各法則を理解し、基本的な問題に適用して、説明することができる。また、複合的場合においても、概ね考え方を示すことができる。 | 電子・原子に関する基本的事項、各法則の理解が十分でなく、それらを用いて基本的な電子・原子の現象についても説明することができない。 |
質点系、剛体の基本事項、並進、回転運動の理解と数学的理解 | 力学に関する基本的事項、各定理、法則をその関連と共に理解している。複合的問題の場合においても、それらを適用して説明し、微積を用いて解くことができる。 | 力学に関する基本的事項、各定理、法則をその関連と共に理解し、基本的な問題に適用して、微積分等を用いて説明することができる。また、複合的問題の場合においても、概ね考え方を示すことができる。 | 力学に関する基本的事項、各定理、法則の理解が十分でなく、それらを用いて基本的な問題にを解き、説明することができない。 |
理論、数式の論理的展開
| 電子・原子、力学に関する物理量を各式を展開して正しく導き出し、その意味を正しく説明できる。複合的場合においても、適切に理論、式をあてはめ論理的に展開することができる。
| 電子・原子、力学に関する物理量を各数式に当てはめて導出することができ、その意味を正しく説明できる。また、複合的場合においても、概ね考え方を示すことができる。 | 電子・原子、力学に関する数式の物理的意味の理解が十分でない。各事象についてそれらを記述する数式を選択、展開することができない。 |
各現象、定義の図表による記述と理解 | 図表による電子・原子、力学に関する複合的現象の記述、表現を的確に読み取り、説明することができる。また、複合的現象を図表を用いて数値、数式を含めて的確に説明することができる。
| 図表による電子・原子、力学に関する現象の記述、表現を的確に読み取り、説明することができる。また、現象を図表を用いて的確に説明することができる。 | 図表による電子・原子、力学に関する現象の記述、表現を的確に読み取るり、説明することができない、また、図表を用いての表現が十分ではない。
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前期量子論(量子力学誕生前)の発展と古典物理の問題点の理解 | 前期量子論における波動と粒子の二重性、原子の構造など、古典物理の問題点を理解し、それらの事項を説明することができる。また、量子力学誕生へのつながりを説明することができる。 | 前期量子論における波動と粒子の二重性、原子の構造など、古典物理の問題点を理解し、それらの基礎事項を説明することができる。 | 前期量子論における波動と粒子の二重性、原子の構造など、古典物理の問題点の理解が十分でなく、説明することができない。 |