英語C

科目基礎情報

学校 北九州工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語C
科目番号 0116 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 生産デザイン工学科(物質化学コース) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『Fundamental Science in English I 理工系学生のための基礎英語Ⅰ』亀山太一他、SEIBIDO
担当教員 伊藤 晃,渡辺 眞一,中村 嘉雄

到達目標

1. TOEICで400点相当の得点を取ることができる。
2. 理系教科における数式・自然現象等の基本的内容を英語で表現することができる。
2. 全般的な英語運用を支える基礎的能力(文法・表現)を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEIC400点以上の得点を取ることができる。TOEIC400点相当の得点を取ることができる。TOEIC400点相当の得点を取ることができない。
評価項目2理系教科の基本的内容を正確に英語で表現することができる。理系教科の基本的内容を相手に伝わるように英語で表現することができる。理系教科の基本的内容を英語で表現することができない。
評価項目3教科書で学習する文法・表現を正確に用いて表現することができる。教科書で学習する文法・表現をほぼ正しく用いて表現することができる。教科書で学習する文法・表現を用いて表現することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
理系教科における数式・自然現象等の基本的英語表現および関連する文法を習得することで、全般的な英語運用能力の向上を図る。テキスト各課内容を学習することで英語文献講読・英語研究発表の基礎的能力の育成を目指す。また、適宜行うリスニング・スピーキング活動によって実践的英語運用能力の育成を図る。理解状況に応じて小テストを課すことがある。
授業の進め方・方法:
通例はリスニング・スピーキングによるウオームアップ活動を行った後、テキストの問題を演習形式で解き理系教科における基本的英語表現の習得をすすめ、その後の解説でさらに内容の理解を深める。活動内容に応じてペアワーク・グループワークを多用する。自宅では別途指示する課題に取り組み、適宜提出する。また、理解状況に応じて小テストを課すことがある。
注意点:
提出物の期限を厳守すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
リスニング活動
授業の進め方、テスト、テキスト、シラバスなどについての説明を理解
リスニング理解
2週 L1 Part 1 数と計算1
数をたずねる疑問文
3週 L1 Part 2 数と計算2
程度や量をたずねる疑問文
4週 L1 Part 3 数と計算3
to不定詞
5週 L1 Part 4 数と計算4
分詞
6週 L2 Part 1 図形1
関係代名詞1
7週 中間試験
8週 試験解説
リスニング活動
2ndQ
9週 L2 Part 2 図形2
関係代名詞2
10週 L2 Part 3 図形3
倍数・乗数
11週 L2 Part 4 図形4
関係代名詞3
12週 L2 Part 5 図形5
分数
13週 L3 Part 1 物質の状態1
分数を使った表現
14週 L3 Part 2 物質の状態2
前置詞+関係代名詞
15週 定期試験
16週 試験解説
後期
3rdQ
1週 スピーキング活動
リスニング活動
1分間のスピーキング
リスニング理解
2週 L3 Part 3 物質の状態3
間接疑問
3週 L4 Part 1 グラフと関数1
関係副詞
4週 L4 Part 2 グラフと関数2
助動詞+受動態
5週 L4 Part 3 グラフと関数3
両方を表す表現(否定・肯定)
6週 L5 Part 1 人体1
部分否定
7週 中間試験
8週 試験解説
リスニング活動
4thQ
9週 L5 Part 2 人体2
関係副詞の非制限用法
10週 L5 Part 3 人体3
句動詞
11週 L5 Part 4 人体4
原因・結果を表す表現
12週 L6 Part 1 電気・電子1
現在完了
13週 L6 Part 2
電気・電子2
make+O+C
14週 L6 Part 3
電気・電子3
allow+O+to
15週 定期試験
16週 試験解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。3
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。3
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。3

評価割合

試験演習・レポート合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力70300000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000