目的・到達目標:本授業では、微生物を工学的に活用するために、微生物に関する基礎知識および微生物機能を学ぶことを目的とする。微生物は産業上有用な酵素や抗生物質などの生産、発酵食品の製造、環境汚染物質の分解などに利用されている。微生物の産業利用と応用研究を理解するために、微生物の種類と分類、機能発現の仕組みについて学習する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 基礎生物 | 代謝、異化、同化という語を理解しており、生命活動のエネルギーの通貨としてのATPの役割について説明できる。 | 4 | 後3,後4,後7,後10,後11,後12 |
酵素とは何か説明でき、代謝における酵素の役割を説明できる。 | 4 | 後5 |
DNAの構造について遺伝情報と結びつけて説明できる。 | 4 | 後1,後2 |
生物化学 | 酵素の構造と酵素-基質複合体について説明できる。 | 4 | 後5 |
生物工学 | 原核微生物の種類と特徴について説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後12,後13,後14,後15 |
真核微生物(カビ、酵母)の種類と特徴について説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後12,後13,後14,後15 |
微生物の増殖(増殖曲線)について説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後12,後13,後14,後15 |
微生物の育種方法について説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後12,後13,後14,後15 |
微生物の培養方法について説明でき、安全対策についても説明できる。 | 4 | 後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後12,後13,後14,後15 |