機械工作法

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 機械工作法
科目番号 4M2050 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 機械工作法(和栗 明 養賢堂),自作プリント
担当教員 西山 健太朗

到達目標

塑性加工の特徴を説明できる(A4)
塑性変形における応力とひずみが計算できる(A4)
各種塑性加工の方法を説明できる(A4)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標1,2)塑性加工の特徴を十分説明できる塑性加工の特徴をある程度説明できる塑性加工の特徴を説明できない
評価項目2 (到達目標3,4)塑性変形における応力とひずみを計算できる塑性変形における応力とひずみをある程度計算できる塑性変形における応力とひずみを計算できない
評価項目3 (到達目標5)各種塑性加工の方法を十分説明できる各種塑性加工の方法をある程度説明できる各種塑性加工の方法を説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A-4 説明 閉じる
JABEE b 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
ものづくりを合理的に行うために必要な塑性加工の知識を身に付ける。塑性力学の基礎および塑性加工について理解を深める。
授業の進め方・方法:
予備知識:3年生で学んだ材料力学に関する知識
講義室:4M教室
授業形式:講義と演習
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポート提出や課題を課す。
注意点:
評価方法:試験(前期中間、前期定期)により評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:講義の内容を理解するとともに、教科書を用いた予習復習を行ってください。また、講義中に出題した課題にも取り組み、理解を深めてください。これらを併せて授業時間と同じ程度の自主学習を行ってください。
オフィスアワー:火、金曜日の16:00~17:00
学生が用意するもの: 教科書,電卓,ノート,筆記用具

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 塑性加工の特徴と種類 塑性加工の特徴、塑性変形の基礎が説明できる
2週 応力とひずみ、演習 応力とひずみの計算ができる
3週 金属の降伏条件、演習 金属の降伏条件を説明でき、変形抵抗を計算できる
4週 塑性加工の概要・分類と事例 塑性加工の概要を理解し、分類できる
5週 曲げ加工の種類 曲げ加工の概要を理解し、その種類を説明できる
6週 板と管材の曲げ加工、演習 板材および管材の曲げ加工を理解し、その方法を説明できる
7週 スプリングバックの理論、演習 スプリングバック、最小曲げ半径を説明できる
8週 前期中間試験
4thQ
9週 鍛造加工の種類 鍛造加工の概要を理解し、その種類を説明できる
10週 鍛造加工の因子、演習 鍛造加工における各因子を説明できる
11週 鍛造機械 鍛造加工における各加工法に応じた鍛造機械を説明できる
12週 圧延加工の種類 圧延加工の概要を理解し、その種類を説明できる
13週 圧延加工の基礎、演習 圧延加工における各因子を説明できる
14週 引抜き、押出し加工の種類 引抜き、押出し加工の概要を理解し、その種類を説明できる
15週 引抜き、押出し加工の変形機構、演習 引抜き、押出し加工における材料の変形機構を説明できる
16週 前期定期試験

評価割合

試験提出物相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力000000