機械工学実験

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 機械工学実験
科目番号 5M2070 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:4 後期:4
教科書/教材 配布テキスト
担当教員 福田 孝之,中浦 茂樹,森田 英俊,松山 史憲,中島 賢治,西山 健太朗

到達目標

1.各種実験装置および計測機器を適切かつ安全に操作できる。(D1)
2.実験により座学の実証,知識の確認を行い,両者の関連を説明できる。(D4)
3.実験結果を正しく評価・解析し,論理的に説明できる。(D1)
4.期限内に報告書を作成できる。(E2)
5.実験を他と協力して計画的に実施できる。(E2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標1)各種実験装置および計測機器について,適切かつ安全な操作が十分できる。各種実験装置および計測機器について,適切かつ安全な操作がある程度できる。各種実験装置および計測機器について,適切かつ安全な操作ができない。
評価項目2 (到達目標2)実験により座学の実証,知識の確認を行い,両者の関連の説明が十分できる。実験により座学の実証,知識の確認を行い,両者の関連の説明がある程度できる。実験により座学の実証,知識の確認を行い,両者の関連の説明ができない。
評価項目3 (到達目標3)実験結果を正しく評価・解析し,論理的な説明が十分できる。実験結果を正しく評価・解析し,論理的な説明がある程度できる。実験結果を正しく評価・解析し,論理的な説明ができない。
評価項目4 (到達目標4)期限内に報告書の計画的な作成が十分できる。期限内に報告書の作成ができる。期限内に報告書の作成ができない。
評価項目5 (到達目標5)実験を他と協力して計画的な実施が十分できる。実験を他と協力して実施ができる。実験を他と協力して実施ができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 D-1 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 D-4 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 E-2 説明 閉じる
JABEE d 説明 閉じる
JABEE h 説明 閉じる
JABEE i 説明 閉じる

教育方法等

概要:
機械工学の講義の理解を深め、理論と実際の融合を図るために、機械工学に関する基礎的な事項について実験を行う。
授業の進め方・方法:
予備知識:専門科目で学んだ法則・定理及び各種計測・試験法の理解
講義室:機械工学科各実験室
授業形式:実技
学生が用意するもの:作業服,作業靴,電卓,ノート,筆記用具,USBメモリ,テキスト
注意点:
評価方法::①作業服を着用するなど、実験するのに相応しい服装をしているか。②実験書を持参し予習をしているか。③傍観のみや居眠りなどをせず実験に参加しているか。④非協力的、自己中心的な行動をせずに実験に取り組んだか。⑤指導者の指示・注意を遵守し、適切に実験器具を取り扱い、安全への配慮を行ったか。⑥提出期限内にレポートが提出されたか。⑦得られた結果を正しく評価・解析して考察し、論理的に説明された内容のレポートが作成されているか。の7項目で評価し、①②の合計が60%以上、③④⑤の合計が60%以上、⑥⑦の合計が60%以上であること。
   佐世保高専 教育目的 本科 1), 3)
   JABEE対応学習・教育到達目標:D-1,D-4,E-2
   JABEE基準1(2) :d-2,d-4,f,h.i
自己学習の指針:各テーマごと予習し、実験後は必要に応じて調査を行い、所定の期日までにレポートを提出すること。
オフィスアワー:水曜日放課後

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 有限要素法による応力解析 1.各種実験装置および計測機器を適切かつ安全に操作できる。
2.実験により座学の実証,知識の確認を行い,両者の関連を説明できる。
3.実験結果を正しく評価・解析し,論理的に説明できる。
4.期限内に報告書を作成できる。
5.実験を他と協力して計画的に実施できる。
2週 自動プログラミング(CAM) 以下全て同じ
3週 1次遅れおよび2次遅れ系の応答測定
4週 MATLABによる振動解析
5週 QWを用いた伝熱シミュレーション
6週 流体数値シミュレーション実習
7週 これ以降,クラスを下記6部門に分け、年度により異なるテーマで専門的な実験を行う。
  1.材料力学部門
  2.工作部門
  3.機械制御部門
  4.応用物理部門
  5.熱工学部門
  6.流体工学部門
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

評価割合

実験準備実験態度報告書合計
総合評価割合105040100
基礎的能力0000
専門的能力105040100
分野横断的能力0000