科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語
科目番号 0007 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 『Power On English Communication Ⅰ』,『Power On English CommunicationⅠワークブック』,『Power On English CommunicationⅠ スタディノート』(以上、東京書籍),『DataBase AVAIL英単語・熟語』(桐原書店)
担当教員 大里 浩文

到達目標

①中学校で習得した、また高専1年次で学習する文法事項を理解し、自分の意思を英語で表現することができる。
②英文を聞き、あるいは読み、大意をとらえ、情報や考えを的確に理解することができる。
③内容を理解した英文について、発音に留意しながら表現し、その内容を英語で書くことができる。
④1800語レベルまでの語彙を習得し、読解や聞き取りに活用できる。
⑤自学自習の習慣を確立し、英検3級を取得するとともに、英検準2級を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標①)進出の文法事項を用いて、既習事項も踏まえながら自分の考えや意図を表現することができる。新出の文法事項について、その用法を理解することができる。新出の文法事項について、その用法を理解することができない。
評価項目2 (到達目標②)英文を聞き、あるいは読み、情報や考えを的確に理解することができる。英文を聞き、あるいは読み、大意をとらえることができる。英文を聞いても、あるいは読んでも大意をとらえることができない。
評価項目3 (到達目標③)内容を理解した英文について、聞き手に伝わるように適切なリズム・イントネーションで表現することができる。また、その内容を読み手にわかりやすい適切な英語で書くことができる。内容を理解した英文について、発音やリズム・イントネーションに留意しながら音読することができる。また、その内容を英語で表現することができる。まとまりのある英文について、発音やリズム等に留意しながら音読をしたり、その内容を英語で表現したりすることができない。
評価項目4 (到達目標④)自主的に語彙習得を行い、読解や聞き取りをする際に十分に活用することができる。自主的に語彙習得を行い、読解や聞き取りをする際に辞書等を使用しながら最低限活用することができる。語彙習得に対する自学自習の習慣が確立されていない。
評価項目5 (到達目標⑤)英検準2級に合格する。英検3級を取得し、英検準2級合格に向けて自学自習の習慣を確立する。英検3級を取得するための学習習慣が確立されていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
文法事項の確認をしながら、書き手の意図を把握できるリーディング能力を育成するためのタスク活動に取り組む。
また、音読活動を通して既習内容の定着を図る。更に、定期的に単語小テストや英検準2級を目指した活動を行う。
授業の進め方・方法:
予備知識:中学校3年間で習得した文法事項・語彙、またそれを簡単な情報のやり取りのコミュニケーションに用いる技術。
講義室:各HR教室
授業形式:講義・演習
学生が用意するもの:配布資料、板書ノート、英和辞書(電子辞書を含む)
注意点:
評価方法:後期中間試験は定期試験75点、課題テスト10点、小テストと各課題の取り組み状況15点で評価し、
その他3回は定期試験80点、小テストと各課題の取り組み状況20点で評価する。 4回の平均が60点以上で合格とする。
自己学習の指針:毎授業、英単語の意味調べや本文の内容把握などの予習をしておくこと。また、学習した内容は教科書レベルであれば自己表現できるように復習にも取り組むこと。
オフィスアワー:月・水 16:10~17:10

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ・ガイダンスおよび学習方法の説明
・Pre-Lesson
・学習の到達目標、学習内容、留意点を理解できる。
・品詞、文の主要素、主な文の構造、発音記号 について認識できる。
2週 Lesson 1 Mt. Fuji - a Symbol of Japan Part 1
・動詞の現在形と過去形
・日本の象徴にはどのようなものがあるかについて理解できる。
・動詞の現在形と過去形を認識できる。
3週 Lesson 1 Mt. Fuji - a Symbol of Japan Part 2
・未来表現 <will+動詞の原形>、<be going to+動詞の原形>
・富士山の山頂で登山者がどのようなことをするかについて理解できる。
・未来表現 <will+動詞の原形>、<be going to+動詞の原形>を認識できる。
4週 Lesson 1 Mt. Fuji - a Symbol of Japan Part 3
・進行形 <be動詞+動詞の~ing形>
・日本人にとって、富士山がどのような存在であるかについて理解できる。
・進行形 <be動詞+動詞の~ing形>を認識できる。
5週 Lesson 2 Sleep in Animals Part 1
・比較表現(比較級・最上級)
・肉食動物がどのように眠るかについて理解できる。
・比較表現(比較級・最上級)を認識できる。
6週 Lesson 2 Sleep in Animals Part 2
・不定詞(名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法)
・草食動物と肉食動物の眠り方の違いについて理解できる。
・不定詞(名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法)を認識できる。
7週 Lesson 2 Sleep in Animals Part 3
・動名詞 (名詞的用法)
・クジラやツルの眠り方について理解できる。
・動名詞 (名詞的用法)を認識できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 中間試験の返却と解説
Lesson 3 Nagatomo Yuto - a Long Hard Road to Success Part 1
・現在完了形 (経験・完了・継続)
・小学校から中学校時代までの長友郁都選手について理解できる。
・現在完了形 (経験・完了・継続)を認識できる。
10週 Lesson 3 Nagatomo Yuto - a Long Hard Road to Success Part 2
・S+V+O[=that節]
・長友郁都選手の強豪校での生活について理解ができる。
・S+V+O[=that節]を認識できる。
11週 Lesson 3 Nagatomo Yuto - a Long Hard Road to Success Part 3
・受動態 <be動詞+過去分詞>
・長友郁都選手がイタリアでプレーするまでの道のりについて理解できる。
・受動態 <be動詞+過去分詞>を認識できる。
12週 Lesson 4 Kawaii and Japanese Pop Culture Part 1
・It is [was]+形容詞+to不定詞
・海外で「カワイイ」という日本語がどのように理解されているのかについて理解できる。
・It is [was]+形容詞+to不定詞を認識できる。
13週 Lesson 4 Kawaii and Japanese Pop Culture Part 2
・助動詞 ( can / may)
・日本のカワイイキャラクターが世界でどのように活躍しているのかについて理解できる。
・助動詞 ( can / may)を認識できる。
14週 Lesson 4 Kawaii and Japanese Pop Culture Part 3
・関係代名詞 ( who / which )
・海外の人がどのような点から日本を理解しているかについて理解できる。
・関係代名詞 ( who / which )を認識できる。
15週 Lesson 3およびLesson 4の復習
16週
後期
3rdQ
1週 Lesson 5 Banana Paper Part 1
・分詞の形容詞用法
・「バナナ」という名前が何語に由来しているかについて理解できる。
・分詞の形容詞用法を認識できる。
2週 Lesson 5 Banana Paper Part 2
・S+V [=be動詞以外]+C
・バナナペーパーからどのような製品が作られるのかについて理解できる。
・S+V [=be動詞以外]+Cを認識できる。
3週 Lesson 5 Banana Paper Part 3
・S+V+O+C [=形容詞]
・バナナペーパーの材料である繊維はどこからくるのかについて理解できる。
・S+V+O+C [=形容詞]を認識できる。
4週 Lesson 6 A Story about Instant Noodles Part 1
・S+V [=知覚動詞]+O+C [=現在分詞]
・安藤百福さんが1945年のある寒い夜に見たものについて理解できる。
・S+V [=知覚動詞]+O+C [=現在分詞]を認識できる。
5週 Lesson 6 A Story about Instant Noodles Part 2
・助動詞+受け身
・安藤百福さんがインスタントラーメンの開発に成功したきっかけについて理解すできる。
・助動詞+受け身を認識できる。
6週 Lesson 6 A Story about Instant Noodles Part 3
・S+V [=使役動詞]+O+C [=原形不定詞]
・安藤百福さんはどのような光景を見て、カップ麺の開発を思いついたのかについて理解できる。
・S+V [=使役動詞]+O+C [=原形不定詞]を認識できる。
7週 Lesson 5およびLesson 6の復習
8週 中間試験
4thQ
9週 "中間試験の返却と解説
Lesson 7 The Earth, Our Home! Part 1
・S+appear(s) [seem(s)]+to不定詞"
・宇宙飛行士古川聡さんが宇宙から地球を見たときに感じたことについて理解できる。
・S+appear(s) [seem(s)]+to不定詞を認識できる。
10週 Lesson 7 The Earth, Our Home! Part 2
・関係副詞 (where)
・宇宙飛行士古川聡さんが国際宇宙ステーションで、空気と水についてどのようなことを感じたかについて理解できる。
・関係副詞 (where)を認識できる。
11週 Lesson 7 The Earth, Our Home! Part 3
・It is [was]+形容詞 [名詞]+that節
・国際宇宙ステーションに滞在するうちに、宇宙飛行士たちにどのような変化が起きたのかについて理解できる。
・It is [was]+形容詞 [名詞]+that節を認識できる。
12週 Lesson 8 Mr. Fiji and Uchinaaguchi Part 1
・現在完了進行形 <have [has]+been+動詞の~ing形>
・ウチナーグチとはどのような言語なのかについて理解できる。
・・現在完了進行形 <have [has]+been+動詞の~ing形>を認識できる。
13週 Lesson 8 Mr. Fiji and Uchinaaguchi Part 2
・関係副詞 (when)
・比嘉光龍さんがウチナーグチに興味を持つようになった理由について理解できる。
・関係副詞 (when)を認識できる。
14週 Lesson 8 Mr. Fiji and Uchinaaguchi Part 3
・仮定法過去
・比嘉光龍さんが私たちに送っているメッセージについて理解できる。
・仮定法過去を認識できる。
15週 Lesson 7およびLesson 8の復習
16週

評価割合

試験小テストや課題への取り組み状況合計
総合評価割合8020100
基礎的能力8020100
専門的能力000
分野横断的能力000