現代社会

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 現代社会
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 現代社会(東京書籍)/現代社会ワークノート(東京書籍),ライブ!現代社会(帝国書院),参考資料として,前期「地球・環境と社会」の教材も活用
担当教員 牧野 一成

到達目標

1.自分自身,家族など自分の周りにいる人たち,地域社会の人々,国民,世界中の人々,さらには将来の世代を含めた人類の幸福のために,行動できることを究極の目標とする。
2.現在の社会のしくみがどのように形成されてきたか理解する
3.現在の社会がどのような問題を抱えているのか理解する
4.未来の社会をつくる担い手として,どのような視点に立って物事を考えていけばよいのかを理解する

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1到達目標1.の実現のために行動できる到達目標1.の実現のために,学ぶことの意義を理解できる到達目標1.の実現のために,学ぶことの意義を理解でない
評価項目2到達目標2,3が達成できている到達目標2,3の達成のために学び続ける意思を持っており,ある程度は到達目標2,3を達成できている到達目標2,3が達成できていない
評価項目3到達目標4.が達成できている到達目標4.がある程度は達成できている到達目標4.が達成できていない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
教科書は高校の検定教科書を使用するが,2年生以降の授業内容と重複する部分もあること,単位数が1単位(半年間の開講)であることを考慮し,教科書の内容を網羅的に学ぶのではなく,重要なテーマを絞り込む。特に,「人口問題」,「資源・エネルギー問題」では,ビデオ教材を活用し,授業を展開する。その他の単元での授業時間不足を補うため,補助教材である資料集やワークブックを活用するし,
授業の進め方・方法:
講義,演習,ビデオ視聴
教科書/教材欄に示した教材に加え,前期の「地球・環境と社会」でも使用した方眼紙(1mmメッシュ,A4版)を準備しておくこと
資料集・ワークノートを活用して自学自習をサポートするとともに,Web上の教育支援システム「Blackboard」も使用する予定なので,使い方に慣れておくこと
注意点:
評価は2回の試験と随時提出を求めるレポート類で総合評価し,60点以上を合格とする。試験のみで60点以上の場合は,試験100%を原則とする。試験で60点未満の場合は,試験70%~100%,レポート類30%~0%の範囲で評価する。レポート類が未提出や不完全な場合は,最大30%までの範囲で,試験の成績からのマイナス評価とする。
前期で終了の「地球・環境と社会」で行った地形図演習は,授業時間を割くことはほとんど無いものの,課題提出という形で継続する。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業の基本方針・概要説明 学習目標や授業方法について理解できる
2週 アクティブラーニング準備:性別・年齢別人口構成から読み解く,日本の過去・現在・未来 このアクティブラーニングを取り組む上での留意点について理解できる
3週 世界の人口問題 世界の人口問題の現状とこれからの見通しについて説明できる
4週 地球環境問題 人口増加や経済活動の拡大が様々な環境問題と複雑に絡み合っていることを理解できる
5週 資源・エネルギー問題 化石燃料や再生可能エネルギーの現状と課題について説明できる
6週 アクティブラーニング①:性別・年齢別人口構成から読み解く,日本の過去・現在・未来 グループ内で課題に向けて話し合うことが出来る
日本の性別・年齢別人口構成から,様々な情報を読み取ることができる
7週 アクティブラーニング②:性別・年齢別人口構成から読み解く,日本の過去・現在・未来 課題に向けてグループで話し合った内容をレポートとしてまとめることができる
8週 中間試験
4thQ
9週 世界の食糧問題 世界の食糧問題の現状と課題について説明できる
10週 発展途上国が抱える諸問題 発展途上国がこれまでに置かれてきた状況について説明できる
11週 南北問題と援助 先進国と途上国との間の望ましい関係について理解できる
12週 メディアリテラシー メディアリテラシーを高めることの意義について理解できる
13週 冷戦とその後の国際社会,グローバル化の進展 第二次世界大戦以降の国際社会の大きな流れを理解できる
14週 戦後の日本経済の流れと社会の変容 第二次世界大戦後の日本がどのような道を歩んできたか理解できる
15週 持続可能な開発目標(SDGs)と私たちの将来 これからの社会の担い手として,SDGsの理念を理解し,行動するための基礎を身につける
16週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力70000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000