到達目標
1.実習の目標を理解し,安全確保のためにすべきことがわかる。(A4,D4)
2.実習の内容をレポートにまとめることができる。(A4,D4)
3.旋盤作業およびフライス盤作業を安全に行うことができる。(A4,D4)
4.溶接作業および仕上げ作業を安全に行うことができる。(A4,D4)
5.鋳造作業の手順がわかる。(A4,D4)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
(到達目標1) | 十分できる | ある程度できる | できない |
評価項目2
(到達目標2) | 十分できる | ある程度できる | できない |
評価項目3
(到達目標3) | 十分できる | ある程度できる | できない |
評価項目4
(到達目標4) | 十分できる | ある程度できる | できない |
評価項目5
(到達目標5) | 十分できる | ある程度できる | できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
実技を習得することにより,学習の効果を高める.物作りの基礎である各種工作法を体験し,詳細な観察を行い,理論的な考察力と独創性を養う.
授業の進め方・方法:
予備知識:特になし
講義室:実習工場
授業形式:実習
学生が用意するもの:作業服(ベルト着用),作業用帽子,安全靴,メモ帳
注意点:
評価方法:出席状況および実習態度(60%),レポート(20%),作品の出来栄え(20%)で総合評価し,60点以上を合格とする.ただし、レポートが5部門の1つでも未提出の場合は不合格とする。
自己学習の指針:実習の実施日ごとに使用機械・工具とともに作業内容をまとめ、各部門ごとのレポートを提出すること。教科書や参考書等自己で調査できる資料を参照すること。
オフィスアワー:火曜,木曜の 16:10~17:00
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
鋳造1:基本作業:安全教育、鋳物砂の突き固め方と木型の抜き方 |
鋳物砂の取り扱い方がわかる
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2週 |
鋳造2:鋳型製作:合枠型の鋳型製作(丸棒、ディスタンスピ-ス) |
鋳型の製作ができる
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3週 |
鋳造3:溶解・鋳込み作業:ホワイトメタルの鋳込み |
鋳込みの方法がわかる
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4週 |
溶接1:基本作業:安全教育、被覆アーク溶接機の取り扱い方、アークの発生方法 |
アーク溶接機,アーク溶接棒の取り扱い方がわかる
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5週 |
溶接2:基本ビード練習(ストレートビード、ウィービングビード) |
アーク溶接の基本作業ができる
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6週 |
溶接3:アーク溶接の試験:下向き突合わせ溶接 |
溶接を行い,突合わせ溶接ができる
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7週 |
仕上げ1:基本作業:安全教育、工具,測定機器の説明 |
仕上げ用工具および測定機器の名称と用途がわかる
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8週 |
仕上げ2:測定機器の取り扱い |
測定機器の取り扱い方がわかる
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4thQ |
9週 |
仕上げ3:ねじ立て作業(タップ・ダイス) |
ねじ立て工具を用いてねじを切ることができる
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10週 |
機械加工1-1:基本作業;安全教育、工具、構造、旋盤の操作練習 |
旋盤の構造と機能がわかる
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11週 |
機械加工1-2:段付きねじ棒製作(1);外周荒削り作業 |
旋盤の基本操作を習得し,外周削り,段付き削りなどの作業ができる
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12週 |
機械加工1-3:段付きねじ棒製作(2);外周荒削り作業 |
旋盤の基本操作を習得し,外周削り,段付き削りなどの作業ができる
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13週 |
機械加工2-1:基本作業;安全教育、各種機械の説明、フライス盤操作 |
フライス盤の構造と機能がわかる
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14週 |
機械加工2-2:フライス切削加工;正六面体の平面加工 |
フライス盤の基本操作を習得し,平面削りなどの作業ができる
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15週 |
機械加工2-3:ボール盤の操作(穴あけ);ケガキ作業 |
ボール盤の基本操作を習得し,穴あけなどの作業ができる
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16週 |
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評価割合
| 態度 | レポート | 出来栄え | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 20 | 20 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |