到達目標
1.ねじの種類と特徴およびねじの理論が説明できる。(A4)
2.ねじの設計ができる。(A4)
3.キーの設計ができる。(A4)
4.溶接継手の強度設計ができる。(A4)
5.鋼構造物の設計ができる。(A4)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
(到達目標1) | ねじの種類と特徴及び理論が説明できる。 | ねじの種類と特徴及び理論がほとんど説明できる。 | ねじの種類と特徴及び理論が説明できない。 |
評価項目2
(到達目標2) | ねじの力学を理解し,各種荷重におけるねじの設計が
できる。 | 各種荷重におけるねじの設計がほとんどできる。 | ねじの力学を説明できず,各種荷重におけるねじの設計ができない。 |
評価項目3
(到達目標3) | キーの製図と設計ができる。 | キーの設計がほとんどできる。 | キーの製図と設計ができない。 |
評価項目4
(到達目標4) | 溶接継手の応力計算ができ,設計できる。 | 溶接継手の応力計算がほとんどできる。 | 溶接継手の応力計算ができない。 |
評価項目5
(到達目標5) | 鋼構造物の応力計算ができて,適確な形鋼を選択できる。 | 鋼構造物の応力計算がほとんどできる。 | 鋼構造物の応力計算ができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
材料力学、材料学、機械工作法などの基本知識を基に、機械を構成する主要な機械要素について、形や大きさの決定、材料を選定などの設計法を学ぶ。
授業の進め方・方法:
予備知識:工学通論(1年)で学習した単位、仕事、効率、材料学(2,3年)で学習した各種材料の特徴、設計製図(1,2年)での機械要素、材料力学(3,4年)での各種応力とひずみ、設計法(3,4年)
講義室:5M教室
授業形式:講義と演習(毎回授業の最後に、その時間に学習した内容の演習を実施する)
学生が用意するもの:電卓、授業ノート,演習ノート、フラットファイル(配布プリント整理用)
注意点:
評価方法:中間・定期試験(2回)80%、演習やレポート、小テスト20%により評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:毎回実施した授業の内容に関係する宿題を課すので、復習として演習ノートに必ず記して、早めに提出すること。試験前の勉強は、毎週記して作成した演習ノートが有効で、内容をよく修得していること。
オフィスアワー:火曜、木曜の16:10~17:00
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ねじの名称と種類 |
ねじの種類と特徴,用途,規格を理解できる。
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2週 |
ねじの力学、ねじ自立の条件、ねじの締結トルク |
ねじの力学を理解し,ねじ自立の条件や締結トルクの計算ができる。
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3週 |
ねじの効率、ねじの材料と許容応力、軸荷重のみの設計法 |
ねじの効率が計算でき,軸力問題の設計ができる。
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4週 |
せん断荷重のみ、軸+トルクの各設計法、演習 |
せん断荷重と軸力+トルクの問題の設計ができる。
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5週 |
十分に締付け後さらに引張り荷重が作用する場合の設計法 |
十分締め付けた後,さらに軸力が作用する問題の設計ができる。
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6週 |
初期締付け力、締付けトルク |
初期締付け力や必要な締付トルクの計算ができる。
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7週 |
ボルトの疲労設計法、ナットの長さ、ねじのゆるみ止め方法 |
ナットの必要な長さの計算ができ,ねじのyるみ止め方法について説明できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
キーの目的と種類、キーの強さ、キーの長さの設計 |
キーの種類を説明でき,強度設計ができる。
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10週 |
接継手の設計法(突合せ溶接、すみ肉溶接) |
溶接継手の強度設計ができる。
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11週 |
鋼構造物の設計法、形鋼の種類 |
鋼構造物の応力計算ができる。
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12週 |
鋼構造物の設計演習 |
鋼構造物として,適切な形鋼の選択や応力の計算ができる。
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13週 |
トラス |
3種のトラスの解析法について理解し,荷重計算ができる。
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14週 |
有限要素法の理論,解析手順と使用上の留意点 |
有限要素法の概要を説明でき,適切なメッシュの切り方や拘束ができる。
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15週 |
安全工学概論 |
安全に配慮した設計について説明できる。
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16週 |
前期期末試験 |
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評価割合
| 試験 | 宿題演習 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |