日本語と文学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 日本語と文学
科目番号 0072 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 配布レジュメ
担当教員 大坪 舞

到達目標

1 敬語の仕組みを理解し、場面に応じて適切に使い分けができる。(C-1)
2 メール・手紙を相手・場面に応じて適切な表現で作成できる。(C-1)
3 自己分析、志望先の分析をふまえ、自分の長所が伝わる自己PR・志望理由書を書くことができる。(C-1)
4 ピア活動において他者と協力できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1敬語の仕組みを理解し、場面に応じて巧みに使い分けができる。敬語の仕組みを理解し、場面に応じて適切に使い分けができる。敬語の仕組みを理解せず、場面に応じた使い分けができない。
評価項目2メール・手紙を相手・場面に応じて豊かな表現で作成できる。メール・手紙を相手・場面に応じて適切な表現で作成できる。メール・手紙を相手・場面に応じて作成できない。
評価項目3自己分析、志望先の分析をふまえ、自分の長所が的確に伝わる自己PR・志望理由書を書くことができる。自己分析、志望先の分析をふまえ、自分の長所が伝わる自己PR・志望理由書を書くことができる。自己分析、志望先の分析をせず、自分の長所が伝わる自己PR・志望理由書を書くことができない。
評価項目4ピア活動において有益な指摘ができる。ピア活動において指摘できる。ピア活動をしない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
JABEE d 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる
JABEE i 説明 閉じる

教育方法等

概要:
敬語の仕組みと、手紙・メールなど実用的な文章、また、就職・進学に向けての書類の書き方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
【授業の進め方】
講義および学生によるピア活動を中心として進める。
適宜、動画教材やLMSを用いた課題提示・回収を実施する。
授業中にICTを使用し、課題の作成や、クラス内での問題共有に取り組むので、PC・タブレット端末・スマートフォンなどを適宜用意すること。
授業内で提出する文章は、例としてあげることがあるので、全体に公開することを前提に記すこと。
注意点:
【遅刻】
・授業開始時間20秒を経過した時点で不在のばあい、遅刻としてカウントする。
・遅刻したばあい、授業の邪魔にならないように入室し、演習時あるいは授業終了時点で申し出ること。申し出ないばあい欠席扱いとする。

【提出物】
・各提出物は期日までに提出すること。遅れた場合は日数に応じて減点する。
・欠席等で期日に提出できなかった場合、紙媒体の場合、登校後すぐに教員室に提出しに来ること。また、遅れ提出の事情を名前横に明記すること。システムを使用して提出する場合は、遅刻した旨を書いて提出すること。
・すべての提出物は試験期間前(科目を問わず試験1日目の前日)に提出すること以降は受け取らない。
・他人の提出物を写した場合、写した者・写された者双方を0点とする。
・出典を書かずに書籍・インターネットなどの情報を写した場合も0点とする。

【連絡手段】
・連絡はTeamsを基本とする。個別の連絡がある場合、Teamsチャットにて連絡すること。
・遅刻・欠席・提出遅れなど、連絡はチャットにこまめにいれること。

【評価基準・評価方法】
中間試験(C-1)60%・シナリオ(C-1)20%・課題(C-1)15%・ピア活動参加状況5%で総合的に判断する。
総合成績60点以上を単位取得とする。
各授業項目および授業時間の配分は、学生の理解・習得の状況を確かめながら、変更することがあり得る。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
話し言葉と書き言葉
授業の目的・進行方法を理解できる。
日本語における話し言葉・書き言葉の特性を理解し、使い分けを説明できる。
2週 敬語(1) 尊敬語・謙譲語の性質を理解できる。
3週 敬語(2) 尊敬語・謙譲語を文脈に応じて使用できる。
4週 手紙文(1) 手紙の書式を理解し、手紙文を作成できる。
5週 手紙文(2) 書式にそって封筒・手紙文を清書できる。
6週 メール文(1) メールの書式を理解し、基本的なメール文を作成できる。
7週 メール文(2) 状況に応じて、相手に伝わるメール文を作成できる。
8週
4thQ
9週 シナリオ(1) 敬語を用いた会話劇のシナリオをグループで話し合い作成できる。
10週 シナリオ(2) 敬語を用いた会話劇のシナリオをグループで話し合い作成できる。
11週 シナリオ(3) 作成したシナリオを発表できる。
他グループの発表を評価できる。
12週 自己分析 自分のこれまでを振り返り、自己分析できる。
13週 履歴書 履歴書の書き方を理解し、自己分析をもとに書くことができる。
14週 自己PR 自己分析をもとに、効果的な自己PRを書くことができる。
15週 志望理由書 志望先に対する理解を深め、志望理由書を書くことができる。
16週

評価割合

試験シナリオ課題ピア活動合計
総合評価割合6020155100
基礎的能力602015095
専門的能力00000
分野横断能力00055