到達目標
1.水力発電、火力発電、原子力発電の仕組みを説明できる。
2.各種送電方式の特徴について説明できる。
3.送電線の等価回路について理解し、地絡の故障計算ができる。
4.変電所と配電線路の役割を説明できる。
5.電力システムの構成及び運用方法について説明できる。"
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 水力発電、火力発電、原子力発電の原理や主要設備の機能について説明できる。
| 水力発電、火力発電、原子力発電の原理や主要設備の機能について概ね説明できる。
| 水力発電、火力発電、原子力発電の原理や主要設備の機能について説明できない。
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評価項目2 | 各種送電方式の特徴について説明でき、等価回路を用い様々な様相の故障計算ができる。
| 各種送電方式の特徴について概ね説明できる。等価回路を用い標準的な様相の故障計算ができる。
| 各種送電方式の特徴について説明できない。等価回路を用いた故障計算ができない。
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評価項目3 | 変電所の役割や電力システムの構成、運用方法について説明できる。
| 変電所の役割や電力システムの構成、運用方法について概ね説明できる。
| 変電所の役割や電力システムの構成、運用方法について説明できない。
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学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
各種の発電方式や電力システムの運用方法などについて、電力の発生から送電、変電、配電までを一貫して学習する。
授業の進め方・方法:
予備知識:本電気工学科5年生として、充分な電気回路、電磁気学の知識。
講義室:5E教室
授業形式:講義
学生が用意するもの:電卓(試験時に必須)
注意点:
評価方法:前期後期の中間、期末試験の平均が60点以上であること。
自己学習の指針:中間試験と定期試験前には、授業中の例題及び演習課題、配付した資料の内容を理解できていること。
オフィスアワー:なし
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
電力エネルギーと電力系統(発電種別電力量、設備の役割)
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電力システムの構成およびその構成要素について説明できる。
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2週 |
水力発電の原理を説明する。
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水力発電の原理について理解し、水力発電の主要設備を説明できる。
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3週 |
水力発電設備を説明する。
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水力発電の原理について理解し、水力発電の主要設備を説明できる。
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4週 |
火力発電の原理を説明する。
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火力発電の原理について理解し、火力発電主要設備を説明できる。
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5週 |
熱力学の基礎を説明する。(その1)
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火力発電の原理について理解し、火力発電主要設備を説明できる。
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6週 |
熱力学の基礎を説明する。(その2)
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火力発電の原理について理解し、火力発電主要設備を説明できる。
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7週 |
火力発電設備を説明する。
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火力発電の原理について理解し、火力発電主要設備を説明できる。
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8週 |
前期中間試験
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2ndQ |
9週 |
エネルギーサイクルを説明する
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10週 |
火力発電の環境対策を説明する。
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電気エネルギーの発生・輸送・利用と環境問題との関わりについて理解できる。
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11週 |
原子力発電の原理を説明する。
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原子力発電の原理について理解し、原子力発電主要設備を説明できる。
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12週 |
原子力発電設備を説明する。
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原子力発電の原理について理解し、原子力発電主要設備を説明できる。
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13週 |
地熱発電、太陽光発電、燃料電池、風力発電について説明する。
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その他の新エネルギー・再生可能エネルギーを用いた発電の概要を説明できる。
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14週 |
コジェネレーション、電力貯蔵等について説明する。
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その他の新エネルギー・再生可能エネルギーを用いた発電の概要を説明できる。
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15週 |
電力系統システムについて説明する。
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電力システムの経済運用について理解している。
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
架空送電線路について説明する。
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交流および直流送配電方式について、それぞれの特徴について説明できる。
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2週 |
雷などの気象対策について説明する。(異常電圧と避雷器)
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3週 |
地中送電線路について説明する。
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4週 |
線路定数について説明する。
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5週 |
送電線路の等価回路について説明する。
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6週 |
電力円線図と安定度について説明する。
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7週 |
故障計算について説明する。
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8週 |
後期中間試験
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4thQ |
9週 |
誘導障害について説明する。
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高調波障害について理解している。
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10週 |
変電設備について説明する。
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11週 |
送電線の保護方式と機器の保護継電器について説明する。
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12週 |
配電設備について説明する。
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13週 |
配電方式と配電線路の電気特性ついて説明する。
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14週 |
電力系統の周波数、電圧の制御について説明する。
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電力品質の定義およびその維持に必要な手段について知っている。
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15週 |
連系線潮流制御について説明する。
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
専門的能力 | 100 | 100 |
| 0 | 0 |