科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 国語
科目番号 0022 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気電子工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 前期:3 後期:3
教科書/教材 『精選国語総合』東京書籍、『常用漢字アルファ(五訂版)』桐原書店、国語辞典
担当教員 大坪 舞

目的・到達目標

1.評論文を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解することができる。
2.近代の小説を読み、人物・情景・心情の描写ならびに描写意図などを理解することができる。
3.文章を客観的に理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。
4.語句の意味、常用漢字、ことわざ、慣用句などの基礎知識についての理解を深め、その特徴を認識することができる。
5.代表的な古文・漢文を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深め、広げることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1論理の展開を理解し、要旨を把握して、それに対する自分の意見を持つことができる。文意を理解した上で、要点とそうでない箇所を区分することができる。文意を理解できず、要点を見つけることができない。
評価項目2優れた表現に着目するとともに、表現の奥に潜む筆者の意図を考えることができる。場面や情景を理解し、人物の行動の意味や心情を理解することができる。場面の情景を理解できず、人物の行動の意味や心情を理解することができない。
評価項目3古典の面白さと意義を理解し、伝統的な言語文化に興味・関心を持つことができる。古典を学ぶための基本事項を理解し、古典に親しむ素地を作ることができる。古典を学ぶための基本事項を理解できず、古典に親しむための素地を作ることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
読む・考えるという日本語の能力を育成することにより、社会において求められる論理的かつ多角的な理解力、柔軟な思考力を培う。また、古典を含む文学的な文章の鑑賞を通して日本語の言語文化についての理解を深める。
授業の進め方と授業内容・方法:
授業は教員からの講義と、学生同士のピア活動を並行して行う。主体的に取り組み、他者の意見を取り込むことで自らの思考を深めることを強く求める。提出した文章などを、授業内で公開することも往々にしてあるため、これを念頭に取り組むこと。また漢字テストは毎週行い、成績評価に含める。また、Blackboadにて資料提供を行う。
注意点:
試験の平均点の3割に満たない者については、成績不振者のための追試験を実施しない。
各授業項目および授業時間の配分は、学生の理解・習得の状況を確かめながら、変更することがあり得る。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 内田樹「届く言葉」 他者との意見交換を通して文章理解を深め、文章の概要を自分でまとめることができる。
2週 石川直樹「今ここにある無数の未知」① 他者との意見交換を通して文章理解を深め、文章の概要を自分でまとめることができる。
3週 石川直樹「今ここにある無数の未知」② 文章を踏まえて自分の考えを深めることができる。
4週 「伊勢物語」① 古典文法にしたがって内容を理解できる。
5週 「伊勢物語」② 伊勢物語の文学史を理解できる。
6週 和歌 和歌の特色を理解できる。
7週 中間試験
8週 鷲田清一「真の自立とは」① 他者との意見交換を通して文章理解を深めることができる。
2ndQ
9週 鷲田清一「真の自立とは」② 文章の概要を自分でまとめることができる。
10週 説話「今昔物語集」① 古典文法にしたがって内容を理解できる。
11週 説話「今昔物語集」② 今昔物語集の文学史的意義を理解できる。
12週 芥川龍之介「地獄変」① 小説の舞台設定や登場人物の心理と行動の変化を把握できる。
13週 芥川龍之介「地獄変」② 小説の舞台設定や登場人物の心理と行動の変化を把握できる。
14週 芥川龍之介「地獄変」③ 句法を踏まえて内容を正確に理解できる。
15週 芥川龍之介「地獄変」④ 今昔物語集との比較を通して、芥川の叙述意図を考察できる。
16週 試験返却
後期
3rdQ
1週 池内了「欲望と科学」 他者との意見交換を通して文章理解を深めることができる。
2週 池内了「欲望と科学」 文章の概要を自分でまとめることができる。
3週 「枕草子」① 古典文法にしたがって内容を理解できる。
4週 「枕草子」② 他者との意見交換を通して作品理解を深めることができる。
5週 「枕草子」③ 「枕草子」の文学史的意義を理解できる。
6週 「徒然草」① 古典文法にしたがって内容を理解できる。
7週 「徒然草」② 他者との意見交換を通して作品理解を深めることができる。
8週 「徒然草」③ 「徒然草」の文学史的意義を理解できる。
4thQ
9週 中間試験
10週 「平家物語」① 本文内容を文法的に理解できる。
11週 「平家物語」② 本文の趣旨を理解し、作品を味読することができる。
12週 「平家物語」③ 他者との意見交換を通して作品理解を深めることができる。
13週 「平家物語」④ 「平家物語」の文学史的意義を理解できる。
14週 太宰治「富嶽百景」① 太宰治とその代表作を理解している。
15週 太宰治「富嶽百景」② 小説の舞台設定や登場人物の心理と行動の変化を把握できる。
16週 太宰治「富嶽百景」③ 小説における「私」と作者の違いを理解できる。

評価割合

試験小テスト提出物合計
総合評価割合601030100
基礎的能力601030100
専門的能力0000
分野横断的能力0000