科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語
科目番号 0029 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気電子工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 『BIG DIPPER English Communication Ⅰ』,『BIG DIPPER English CommunicationⅠワークブック』,『BIG DIPPER English CommunicationⅠベーシックノート』(以上数研出版),『EG 3000英単語・熟語』(いいずな書店)
担当教員 松尾 秀樹

到達目標

①中学校で習得した、また高専1年次で学習する文法事項を理解し、自分の意思を英語で表現することができる。
②英文を聞き、あるいは読み、大意をとらえ、情報や考えを的確に理解することができる。
③内容を理解した英文について、発音に留意しながら表現し、その内容を英語で書くことができる。
④1800語レベルまでの語彙を習得し、読解や聞き取りに活用できる。
⑤自学自習の習慣を確立し、英検3級を取得するとともに、英検準2級を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標①)進出の文法事項を用いて、既習事項も踏まえながら自分の考えや意図を表現することができる。新出の文法事項について、その用法を理解することができる。新出の文法事項について、その用法を理解することができない。
評価項目2 (到達目標②)英文を聞き、あるいは読み、情報や考えを的確に理解することができる。英文を聞き、あるいは読み、大意をとらえることができる。英文を聞いても、あるいは読んでも大意をとらえることができない。
評価項目3 (到達目標③)内容を理解した英文について、聞き手に伝わるように適切なリズム・イントネーションで表現することができる。また、その内容を読み手にわかりやすい適切な英語で書くことができる。内容を理解した英文について、発音やリズム・イントネーションに留意しながら音読することができる。また、その内容を英語で表現することができる。まとまりのある英文について、発音やリズム等に留意しながら音読をしたり、その内容を英語で表現したりすることができない。
評価項目4 (到達目標④)自主的に語彙習得を行い、読解や聞き取りをする際に十分に活用することができる。自主的に語彙習得を行い、読解や聞き取りをする際に辞書等を使用しながら最低限活用することができる。語彙習得に対する自学自習の習慣が確立されていない。
評価項目5 (到達目標⑤)英検準2級に合格する。英検3級を取得し、英検準2級合格に向けて自学自習の習慣を確立する。英検3級を取得するための学習習慣が確立されていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
文法事項の確認をしながら、書き手の意図を把握できるリーディング能力を育成するためのタスク活動に取り組む。
また、音読・再生を通して既習内容の定着を図る。更に、定期的に単語小テストや英検準2級を目指した活動を行う。
授業の進め方・方法:
予備知識:中学校3年間で習得した文法事項・語彙、またそれを簡単な情報のやり取りのコミュニケーションに用いる技術。
講義室:各HR教室
授業形式:講義・演習
学生が用意するもの:配布資料、板書ノート、英和辞書(電子辞書を含む)
注意点:
評価方法:後期中間試験は定期試験75点、課題テスト10点、小テストや各課題の取り組み状況など15点で評価し、
その他3回は定期試験85点、小テストや各課題の取り組み状況など15点で評価する。 4回の平均が60点以上で合格とする。
自己学習の指針:毎授業、英単語の意味調べや本文の内容把握などの予習をしておくこと。また、学習した内容は教科書レベルであれば自己表現できるように復習にも取り組むこと。
オフィスアワー:月・水 16:10~17:10

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンスおよび学習方法の説明 ・学習の到達目標、学習内容、留意点を理解できる。
2週 Lesson 1 High School Life at Home and Abroad Part 1
・現在形と過去形
・日本の制服が留学生にどのように見えているかについて理解できる。
・現在形と過去形を認識できる。
3週 Lesson 1 High School Life at Home and Abroad Part 2
・現在進行形 <be動詞+~ing>
・日本の学校行事が留学生にどのように見えているかについて理解できる。
・現在進行形 <be動詞+~ing>を認識できる。
4週 Lesson 1 High School Life at Home and Abroad Part 3
・未来を表す表現 <will+動詞の原形>
・日本の教室掃除が留学生にどのように見えているかについて理解できる。
・未来を表す表現 <will+動詞の原形>を認識できる。
5週 Lesson 2 Giant Pandas: Everyone's Favorite Part 1
・S+V+C,S+V+O
・なぜパンダがかわいいのかを理解できる。
・S+V+C,S+V+Oを認識できる。
6週 Lesson 2 Giant Pandas:Everyone's Favorite Part 2
・動名詞 (名詞用法)
・パンダを取り巻く諸問題を理解できる。
・動名詞 (名詞用法)を認識できる。
7週 Lesson 2 Giant Pandas: Everyone's Favorite Part 3
・不定詞 (名詞・形容詞・副詞用法)
・パンダ保護に対する中国の取り組みができる。
・不定詞 (名詞・形容詞・副詞用法)を認識できる。
8週 中間試験
2ndQ
9週 中間試験の返却と解説
Lesson 3 Yanase Takashi: The Creator of Anpanman Part 1
・受動態 <be動詞+過去分詞>
・アンパンマンとはだれかを理解できる。
・受動態 <be動詞+過去分詞>を認識できる。
10週 Lesson 3 Yanase Takashi: The Creator of Anpanman Part 2
・S+V+O+O,S+V+O+C
・やなせ氏のアイディアが「残酷」と言われた理由について理解ができる。
・S+V+O+O,S+V+O+Cを認識できる。
11週 Lesson 3 Yanase Takashi: The Creator of Anpanman Part 3
・S+V+O+O(=that節,疑問詞+to不定詞)
・アンパンマンを最初に気に入った人はだれかについて理解できる。
・S+V+O+O(=that節,疑問詞+to不定詞)+Cを認識できる。
12週 Lesson 4 The History of the Telephone Part 1
・現在完了形 <have/has+過去分詞>
・携帯電話のない生活を想像できる。
・現在完了形 <have/has+過去分詞>を認識できる。
13週 Lesson 4 The History of the Telephone Part 2
・関係代名詞 ( who・which・that)
・携帯用電話がいつ発明されたかについて理解できる。
・関係代名詞 ( who・which・that)を認識できる。
14週 Lesson 4 The History of the Telephone Part 3
・分詞 (現在分詞・過去分詞)の形容詞用法
携帯電話にまつわる諸問題を理解できる。
・分詞 (現在分詞・過去分詞)の形容詞用法を認識できる。
15週 Lesson 3およびLesson 4の復習
16週
後期
3rdQ
1週 Lesson 5 Universal Design: Whay Is It Important for You? Part 1
・形式主語 <It is~to do…>
・自動販売機に見るユニバーサルデザインについて理解できる。
・形式主語 <It is~to do…>を認識できる。
2週 Lesson 5 Universal Design: Whay Is It Important for You? Part 2
・比較級 <比較級+than~>
・ユニバーサルデザインを考える上で重要になることについて理解することができる。
・比較級 <比較級+than~>を認識できる。
3週 Lesson 5 Universal Design: Whay Is It Important for You? Part 3
・原級 <as ~ as…>
・バリアフリーとユニバーサルデザインの違いについて理解できる。
・原級 <as ~ as…>を認識できる。
4週 Lesson 5 Universal Design: Whay Is It Important for You? Part 4
・最上級 <the+最上級>
・ユニバーサルデザインの基本的な考えについて理解することができる。
・最上級 <the+最上級>を認識できる。
5週 Lesson 6 J.K Rowling: Everyone Has Hidden Power Part 1
・would / used to
・ハリー・ポッターがどのように誕生したかについて理解できる。
・would / used toを認識できる。
6週 Lesson 6 J.K Rowling: Everyone Has Hidden Power Part 2
・過去完了<had+過去分詞>(完了・結果)
・ハリー・ポッターの世界観について理解できる。
・過去完了<had+過去分詞>(完了・結果)を認識できる。
7週 Lesson 6 J.K Rowling: Everyone Has Hidden Power Part 3
・過去完了<had+過去分詞>(継続)
・ハリー・ポッターの完成までに乗り越えた問題点について理解できる。
・過去完了<had+過去分詞>(継続)を認識できる。
8週 中間試験
4thQ
9週 中間試験の返却と解説
Lesson 7 The Bicycle: An Old Friend and a New Friend Part 1
・現在分詞の分詞構文(理由)
・自転車は流行遅れかについて考えることができる。
・現在分詞の分詞構文(理由)を認識できる。
10週 Lesson 7 The Bicycle: An Old Friend and a New Friend Part 2
・現在分詞の分詞構文(付帯状況)
・人々がどのように自転車を用いるのかについて理解できる。
・現在分詞の分詞構文(付帯状況)
を認識できる。
11週 Lesson 7 The Bicycle: An Old Friend and a New Friend Part 3
・S+V+O+C (V=知覚動詞,C=現在分詞)
・自転車に関わる問題点を理解できる。
・S+V+O+C (V=知覚動詞,C=現在分詞)を認識できる。
12週 Lesson 7 The Bicycle: An Old Friend and a New Friend Part 4
・S+V+O+O (V=使役動詞,C=原形不定詞)
・自転車に関わる問題点の解決法について理解できる。
・S+V+O+O (V=使役動詞,C=原形不定詞)を認識できる。
13週 Lesso 8 From Child to Adult: When Do You Change? Part 1
・S+V+O+O (V=使役動詞,C=原形不定詞)
・成長するとはどのようなことかについて考えることができる。
・S+V+O+O (V=使役動詞,C=原形不定詞)を認識できる。
14週 Lesso 8 From Child to Adult: When Do You Change? Part 2
・形式主語 <It is(was) ~ that…>
・法律が定義する成人期について理解できる。
・形式主語 <It is(was) ~ that…>
を認識できる。
15週 Lesso 8 From Child to Adult: When Do You Change? Part 3
・関係副詞 (where)
・成人年齢を下げるべきかについて考えることができる。
・関係副詞 (where)を認識できる。
16週

評価割合

試験小テストや課題への取り組み状況合計
総合評価割合8515100
基礎的能力8515100
専門的能力000
分野横断的能力000