科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語
科目番号 0053 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 電気電子工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 前期:3 後期:3
教科書/教材 Grove English Communication Ⅲ(文英堂)、Grove English Communication Ⅲワークブック (文英堂)、プリント教材、Bricks 1(いいずな書店)、Power Stage(桐原書店)
担当教員 森下 浩二

到達目標

①高専3年次までに学習する文法事項、パラグラフの構造や展開について理解し、自分の意思を英語で表現することができる。
②英文を聞き、あるいは読み、大意をとらえ、情報、考えや話し手(書き手)の意図を的確に理解することができる。
③内容を理解した英文について、発音に留意しながら表現し、その内容を英語で書くことができる。
④3000語レベルまでの語彙を習得し、読解や聞き取りに活用できる。また、TOEIC関係の基礎語彙を習得できる。
⑤自学自習の習慣を確立し、英検準2級を取得するとともに、英検2級以上合格やTOEIC400点を目指す。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標①)新出の文法事項を用いて、既習事項も踏まえながら自分の考えや意図を表現することができる。新出の文法事項について、その用法を理解することができる。新出の文法事項について、その用法を理解することができない。
評価項目2 (到達目標②)英文を聞き、あるいは読み、情報や考え、話し手(書き手)の意図を的確に理解することができる。英文を聞き、あるいは読み、大意をとらえることができる。英文を聞いても、あるいは読んでも大意をとらえることができない。
評価項目3 (到達目標③)内容を理解した英文について、聞き手に伝わるように適切なリズム・イントネションで表現することができる。また、その内容を読み手にわかりやすい適切な英語で書くことができる。内容を理解した英文について、発音やリズム・イントネーションに留意しながら音読することができる。また、その内容を英語で表現することができる。まとまりのある英文について、発音やリズム等に留意しながら音読をしたり、その内容を英語で表現したりすることができない。
評価項目4 (到達目標④)自主的に語彙習得を行い、読解や聞き取りをする際に十分に活用することができる。自主的に語彙習得を行い、読解や聞き取りをする際に辞書等を使用しながら最低限活用することができる。語彙習得に対する自学自習の習慣が確立されていない。
評価項目5 (到達目標⑤)英検2級に合格す る。TOEICで400点を取得する。英検準2級を取得し、英検2級合格もしくはTOEIC400点取得に向けて自学自習の習慣を確立する。英検準2級を取得するための学習習慣が確立されていない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英文で書かれた文章を読み、情報や書き手の意向を理解する能力を伸ばすとともに、その能力を活用して積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育てる。語彙や文法事項の演習にも取り組み、素早く必要な情報を理解する能力を育てる。
授業の進め方・方法:
予備知識:高専1・2年生で習得した英語の基礎力(英文法・語彙)を必要とする。講義室:各HR教室 授業形式:講義、演習 学生が用意するもの:英和辞典(電子辞書)・ノート・授業配布プリント        
注意点:
評価方法:前期中間・前期期末は、筆記(85%)+提出物・小テスト(15%)で評価。後期中間は筆記(75%)+課題試験(10%)・提出物・小テスト(15%)で評価。後期期末は筆記(75%)+ACEテスト(10%)・提出物・小テスト(15%)で評価。(それぞれの得点比率については変更の可能性があります。その際は、授業の中で説明をします。)4つの試験平均60点以上で合格。自己学習の指針:毎授業、英単語の意味調べや本文の内容把握などの予習をしておくこと。また、学習した文法事項や英語表現に関しては、自己表現ができるように復習に取り組むこと。オフィスアワー:随時

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業概要説明+LESSON 1 Plastic Food Samples
日本独自の文化である「食品サンプル」について理解することができる。スラッシュリーディングに取り組み、"to不定詞の用法を理解することができる。
2週 LESSON 2 Cheese Rolling
イギリスの伝統的お祭りについて理解することができる。未知語の意味の推測に取り組み、助動詞の用法を理解することができる。
3週 LESSON 3 Chocolate Shortage
カカオの生産量が減っている現状とその原因を理解できる。パラグラフ構成を理解し、比較表現の用法を活用できる。
4週 LESSON 4 Bamboo Trains カンボジアの丈の電車についてその成り立ちを理解できる。主題文と指示文を理解し、内容理解に活用できる。
5週 LESSON 5 The Animal Lounge
ドイツの空港で動物たちが受けるサービスについてを理解することができる。パラグラフ構成員注意し、関係代名詞の用法を理解することができる。
6週 LESSON 6 Brinicles - Deadly Ice Fingers
自然現象により発生する海中氷柱について理解できる。パラグラフ構成に注意し、そのパターンを見つけることができる。
7週 Lesson 1~Lesson6の復習 既習事項を復習日、学習内容の理解を深めることができる。
8週 中間試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
2ndQ
9週 LESSON 7 The Hemline Index
景気とファッションの関係を理解できる。パラグラフ構成に注意し、そのパターンをみつけることができる。
10週 LESSON 8 Holiday Weight Gain
休日と体重の関係に関する研究について理解できる。パラグラフ構成に注意し、そのパターンを見つけることができる。
11週 LESSON 9 Socotra - The Galapagos of the Indian Ocean

インド洋のソコトラ島に生息する生物について理解できる。パラグラフ構成に注意し、そのパターンを見つけることができる。
12週 LESSON 10 NEWater: Singapore's Recycles Water
シンガポールで開発された新しい浄水処理技術についてを理解できる。スキミングの意義を理解し、内容理解に活用できる。
13週 LESSON 11 Bed Nets for African Children

アフリカで用いられている蚊帳について理解できる。スキャニングの意義を理解し、内容理解に活用できる。
14週 LESSON 12 A Feathery Find in Amber
琥珀の中に閉じ込められた恐竜の化石について理解できる。「事実と意見」の記載に注意し、パラグラフのパターンを見つけることができる。
15週 Lesson7~Lesson12の復習 既習事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
16週 前期定期試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
後期
3rdQ
1週 LESSON 13 Snow Monkeys
温泉につかる日本猿ついて理解できる。"seem"の用法を理解し、表現に活用できる。
2週 LESSON 13 Snow Monkeys
温泉につかるニホンザルについて理解できる。"seem"の用法を理解し、表現に活用できる。
3週 LESSON 14 Spot Fake News 現代において真偽を見極める大切さを理解できる。動詞の時制の用法を理解し、表現に活用できる。
4週 LESSON 14 Spot Fake News 現代において真偽を見極める大切さを理解できる。動詞の時制の用法を理解し、表現に活用できる。
5週 LESSON 15 EcoScraps: A Million-dollar Business Built on Trash 大学生が考えた生ごみの有効利用について理解できる。関係代名詞の用法を理解し、表現に活用できる。
6週 LESSON 15 EcoScraps: A Million-dollar Business Built on Trash 大学生が考えた生ごみの有効利用について理解できる。関係代名詞の用法を理解し、表現に活用できる。
7週 Lesson13-15の復習 既存事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
8週 中間試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。
4thQ
9週 LESSON 23 Robot Farming  世界で初めて日本の会社が作ったロボット農場について理解することができる。受身形について理解し、表現に活用できる。
10週 LESSON 23 Robot Farming 世界で初めて日本の会社が作ったロボット農場について理解することができる。受身形について理解し、表現に活用できる。
11週 LESSON 24 The Invisible Gorilla

心理学の研究を題材に目で見たものと認識しているものの差を理解できる。接続詞について理解し、表現に活用できる。
12週 LESSON 24 The Invisible Gorilla
心理学の研究を題材に目で見たものと認識しているものの差を理解できる。接続詞について理解し、表現に活動よできる。
13週 LESSON 25 The Svalbard Global Seed Vault
ノルウェーのスバールバル諸島に整備された世界種子貯蔵庫について理解できる。関係詞について理解し、表現に活用です。
14週 LESSON 25 The Svalbard Global See Vault
ノルウェーのスバールバル諸島に整備された世界種子長蔵子について理解できる。関係詞について理解し、表現に活用できる。
15週 Lesson23~25の復習 既存事項を復習し、学習内容の理解を深めることができる。
16週 後期定期試験 定着度をテストで確認し、定着できていない部分の強化を図る。

評価割合

試験小テストや課題への取り組み合計
総合評価割合8515100
基礎的能力8515100
専門的能力000