日本語と文学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 日本語と文学
科目番号 0060 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 配布レジュメ/国語辞典
担当教員 大坪 舞

到達目標

1.日本語の歴史を学び、日本語の特性を理解している。(C1)
2.手紙文の形式を習得し、自ら書くことができる。(C1)
3.レポートの目的を理解し、適切な形式を習得する。(C1)
4.ピア活動を通して、読み手を意識したレポートを書くことができる。(C1)
5.文学と社会について学び、現代の問題に還元することができる。(C1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語の特性を理解し、場合に応じて正確に使い分けることができる。日本語の特性を理解し、場合に応じた使い分けを意識している。日本語の特性理解が不十分で、場合に応じて使い分けることができない。
評価項目2ピア活動を通じて、他者を説得できる文章を書くことができる。ピア活動を通じて、論理破綻の少ない文章を書くことができる。ピア活動をせず、他者に伝わる文章を書くことができない。
評価項目3文学が社会に及ぼしてきた影響を理解し、これを現代社会の諸問題に援用することができる。文学が社会に及ぼしてきた影響を説明することができる。文学が社会に及ぼしてきた影響を説明することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本語の特性を学び、文章表現能力を磨く。また、文学が社会において果たしてきた役割を知ることで、現代社会における文学・メディアのバイアスを考える。
授業の進め方・方法:
授業は教員からの問題提起と、学生同士でのピア活動を重視して進める。それぞれが受け身ではなく、主体的に討議することを求める。またBlackboad上での情報提供も行う。
注意点:
試験の平均点の3割に満たない者については、成績不振者のための追試験を実施しない。
各授業項目および授業時間の配分は、学生の理解・習得の状況を確かめながら、変更することがあり得る。
また、授業内で提出する文章は、全体に公開することを前提に記すこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
日本語の歴史①
授業の目的を知る。
日本語の変遷を知り、言語特性を理解できる。
2週 日本語の歴史② 日本語の変遷を知り、言語特性を理解できる。
3週 手紙文を書く① 手紙文の文体を知り、形式を理解できる。
4週 手紙文を書く② 目的に応じた手紙文を書くことができる。
5週 手紙文を書く③ 目的に応じた手紙文を書くことができる。
6週 レポートの書き方① レポートを書くための文体を理解できる。
7週 レポートの書き方② パラグラフライティングを習得する。
8週 レポートの書き方③ 情報の引用方法を学び、適切に出典を記すことができる。
2ndQ
9週 レポートの書き方④ レポートのテーマを考え、構想を練ることができる。
10週 レポートの書き方⑤ 情報を整理し、信頼性を検討できる。
11週 レポートの書き方⑥ レポートの構成を練り、討議できる。
12週 レポートの書き方⑦ 学んできたことをもとにレポートを執筆できる。
13週 文学と社会① 文学作品の社会における位置づけを理解できる。
14週 文学と社会② 文学作品の社会における位置づけを理解できる。
15週 文学と社会③ 文学作品の社会における位置づけを理解できる。
16週 試験返却

評価割合

試験レポート・提出物合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000
分野横断的能力000