到達目標
1.国家の基本概念について理解し,説明できる。
2.現在の日本の社会体制を理解する上で,アメリカ合衆国との関係の重要性を理解し,説明できる。
3.日米間の国際関係を理解する上で,沖縄がどのように扱われ,その役割を果たしてきたか理解し,説明できる。
4.戦後の賠償や援助がアジア諸国と日本の経済にどのような役割を果たしてきたか理解し,説明できる。
5.世界の自由貿易を支える体制がどのように成立し,世界および日本経済に影響を与えてきたか理解し,説明でき
る。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
到達目標1 | 到達目標1を達成できている | 到達目標1をある程度達成できている | 到達目標1を達成できていない |
評価項目2
到達目標2,3,4 | 到達目標2,3,4を達成できている | 到達目標2,3,4をある程度達成できている | 到達目標2,3,4を達成できていない |
評価項目3
到達目標5 | 到達目標5を達成できている | 到達目標5をある程度達成できている | 到達目標5を達成できていない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
国際的な安全保障や世界経済の動きについて学習する。
日米関係を理解する上では,特に沖縄からの視点を盛り込む。
各授業時間に学生数名による発表を盛り込み,現代社会が直面する諸問題について主体的に考え,理解を深める。
授業の進め方・方法:
講義(一部,ビデオ視聴を含む),学生による発表(一人一回5分程度,1週につき4人程度)
注意点:
学生の発表に対して,毎回評価シートの提出を求める
時事的なテーマに関するレポートを評価に加えることもあり得る
自己学習の指針:日頃から,社会の動きに関心を持ち,新聞等のニュースに接するように心がけておくこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
国際関係論で何を学ぶか |
学習目標や授業方法について理解できる
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2週 |
国家とは何か |
国家の基本概念について理解できる
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3週 |
日本と最も関係が深い国はどこ? |
日本と重要な二国間関係を持つ国を考えることができる
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4週 |
日米の安全保障体制 |
日本とアメリカ合衆国の安全保障体制について理解できる
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5週 |
沖縄からみた日米関係 #1 |
第2次世界大戦末期の沖縄戦について理解できる
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6週 |
沖縄からみた日米関係 #2 |
アメリカによる戦後の沖縄占領統治について理解できる
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7週 |
沖縄からみた日米関係 #3 |
沖縄返還後の日米関係について理解できる
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
第2次世界大戦後の国家間体制 |
東西冷戦および冷戦後の国家間体制について理解できる
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10週 |
日本の戦後復興とアメリカ |
日本の戦後復興にアメリカがどう関わったか理解できる
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11週 |
日本と周辺諸国との関係 |
戦後の周辺諸国(中国・朝鮮半島)との関係を理解できる
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12週 |
賠償から援助へ |
賠償問題と東南アジア諸国との関係について理解できる
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13週 |
日本のODAとアジア諸国との関係 |
日本の援助がアジア諸国に与えた影響について理解できる
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14週 |
自由貿易の進展と世界および日本の経済 |
自由貿易の進展によって世界がどう動いてきたか理解できる
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15週 |
国際社会の将来と日本 |
日本が国際社会とどう関わっていけばよいか考えることができる
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16週 |
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評価割合
| 試験 | 発表及び評価 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 50 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 50 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |