到達目標
1.中級後期~上級段階の文型・語句を習得する。(B-1)
2.長文(新聞記事等)の内容を的確に把握できるようになる。(B-1)
3.長文の内容について教師の質問に答えられるようになる。(B-1)
4.長文の内容に関連して自分の考えが記述できるようになる。(B-1)
5.長文の内容を自国の状況と比較して説明できるようになる。(B-1)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1(達成目標1) | 本文中の文型・語句を使って、自由に短作文できる。 | 本文中の文型・語句を使って似た文章を作るできる。 | 本文中の文型・語句を使って自由に短作文できない。 |
評価項目2(達成目標2,3) | 本文の内容を的確に把握し、教師の質問にキーワードを使って答えることができる。 | 本文の内容を把握し、教師の質問の箇所を理解し、答えることができる。 | 本文の内容をが分からず、教師の質問に答えることができない。 |
評価項目3(達成目標4,5) | 本文の内容を自国の状況と比較して説明でき、それを長文にまとめることができる。 | 本文の内容を自国の状況と比較して質疑応答でき、それを長文にまとめることができる。 | 本文の内容を自国の状況と比較して質疑応答でき、それを長文にまとめることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本社会の現状について書かれた文章を題材として、日本語の語句の意味・用法を学習するとともに、読解力・発話力・作文力の向上を図る。
授業の進め方・方法:
予備知識:日本語中級前期までの文型・語句の知識
講義室:
授業形式:演習形式
学生が用意するもの:辞書、ノート、テキスト
注意点:
評価方法:授業態度、中間(前期および後期)・期末試験(前期および後期)、宿題、発表、レポート(B-1)等で総合的に評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:テキストを中心として毎回授業の予習・復習に取り組み、積極的に質問してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
オリエンテーション・3課 父親の育児参加 |
母国と日本の「父親の育児参加」について考える。
|
2週 |
〃 |
〃
|
3週 |
5課 働き方――変わる・変える |
テレワークなどの新しい働き方の可能性について考える。
|
4週 |
〃 |
〃
|
5週 |
6課 なぜ少子化が社会問題なのか |
少子化についてその問題点と解決策を考える。
|
6週 |
〃 |
〃
|
7週 |
文学作品(1) |
短編作品を一つ読み、日本理解を深める。
|
8週 |
文学作品(2) |
〃
|
2ndQ |
9週 |
7課 「買い物弱者」 |
買い物の問題を抱える高齢者の状況を知り、改善策を検討する。
|
10週 |
〃 |
〃
|
11週 |
11課 学歴とは別のものさしで |
ものさしで人を見る意識が社会全体で多様な求められていることを知る。
|
12週 |
〃 |
〃
|
13週 |
16課 日本的性別分業とM字型雇用カーブ |
出産期の女性が正規労働から離れることの多い現状を知り、これを改善する方策を考える。
|
14週 |
総合練習 |
復習
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
|
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション・12課 メディア機器・IT機器の影響 |
IT機器が子供や若者の人間形成や脳の機能形成に与えるマイナスの影響について考える。
|
2週 |
〃 |
〃
|
3週 |
17課 どうする? 長時間労働 |
長時間労働が常態化する労働の現状を知り、いかなる働き方の見直しが必要か考える。
|
4週 |
〃 |
〃
|
5週 |
19課 インターネットの隆盛 |
IT技術がもたらした通信革命の意義と課題について知る。
|
6週 |
〃 |
〃
|
7週 |
文学作品 |
短編作品を一つ読み、日本理解を深める。
|
8週 |
中間試験 |
|
4thQ |
9週 |
20課 ロボットの活用 |
世界レベルのロボット技術の医療や介護の現場での活用事例と課題について知る。
|
10週 |
〃 |
〃
|
11週 |
24課 タバコのもたらすもの |
喫煙の直接的および間接的健康障害を知り、火災、環境などへの悪影響について知識を深める。
|
12週 |
〃 |
〃
|
13週 |
25課 検証の壁、挑み続ける科学者―地球温暖化問題― |
地球温暖化問題の本格的な科学的検討が求められている現状を認識する。
|
14週 |
総合練習 |
復習
|
15週 |
期末試験 |
|
16週 |
|
|
評価割合
| 授業態度 | 中間・期末試験 | 小テスト等 | 小テスト・レポート・宿題等 | 合計 |
総合評価割合 | 40 | 80 | 20 | 60 | 200 |
中間評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | 0 | 40 | 20 | 0 | 60 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 |
期末評価割合 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
基礎的能力 | 0 | 40 | 0 | 60 | 100 |
分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 |