通信工学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 通信工学
科目番号 0081 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気電子工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:1
教科書/教材 わかりやすい通信工学,羽鳥光俊監修,菅原彪編,他,コロナ社
担当教員 寺村 正広

到達目標

1.有線通信について理解し説明できる。
2.無線通信について理解し説明できる。
3.テレビジョンおよび画像通信について理解し説明できる。
4.通信装置について理解し説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
有線通信について充分理解して,適切に説明できる。理解して,説明できる。理解できず,説明できない.
無線通信について充分理解して,適切に説明できる。理解して,説明できる。理解できず,説明できない.
テレビジョンおよび画像通信について充分理解して,適切に説明できる。理解して,説明できる。理解できず,説明できない.
通信装置について充分理解して,適切に説明できる。理解して,説明できる。理解できず,説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
有線通信,および,無線通信を用いた通信工学について学ぶ.また,近年特に重要となっている画像通信,テレビジョン,ディジタル通信などの応用例について解説する.
授業の進め方・方法:
講義と演習,小テスト,宿題(レポート)による。評価方法は、試験:80%,レポートand/or小テスト:20%で総合評価し,60点以上を合格とする。
注意点:
自己学習時間について,授業ごとに 2 時間以上を確保することが望ましい.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 到達目標と評価基準の説明,通信工学の概要 この授業の到達目標と評価基準を理解する。 通信工学の概要について説明できる。
2週 有線通信の概要,信号の伝送,アナログ通信とディジタル通信,多重化,電話と交換機 アナログ通信とディジタル通信,多重化,電話と交換機について,説明できる.
3週 通信ケーブル,データ通信 通信ケーブル,データ通信について,説明できる.
4週 光通信,通信法規の概要 光通信,通信法規について、説明できる。
5週 無線通信の概要,電波とアンテナ 無線通信,および,電波とアンテナについて,説明できる。
6週 無線通信機器,各種変調方式,送信および受信機 無線通信機器,各種変調方式,送信および受信機について説明できる.
7週 移動および衛星通信,無線通信のレーダーや電波航法への応用 移動および衛星通信,無線通信のレーダーや電波航法への応用について,説明できる.
8週 中間試験
2ndQ
9週 テレビジョンの概要,撮像装置 テレビジョン,および,撮像装置について,説明できる.
10週 テレビジョン受像機,映像信号 テレビジョン受像機,および,映像信号について,説明できる.
11週 信号のディジタル化,高能率符号化と多重化,ケーブルテレビ 信号のディジタル化,高能率符号化と多重化,および,ケーブルテレビについて,説明できる。
12週 マルチメディア通信,画像の符号化,画像処理技術 マルチメディア通信,画像の符号化,画像処理技術について説明できる。
13週 通信装置の入出力機器,音声のディジタル化,ステレオ放送 通信装置の入出力機器,音声のディジタル化,ステレオ放送について説明できる。
14週 音声入出力機器,および,画像入力出力機器 音声入出力機器,および,画像入力出力機器について説明できる。
15週 録音と再生機器,CD, DVD, 半導体オーディオ 録音と再生機器,CD, DVD, 半導体オーディオについて説明できる。
16週 定期試験

評価割合

試験レポート・小テスト(演習)等合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000