日本語と文学

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 日本語と文学
科目番号 0085 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 後期:2
教科書/教材 適宜教材プリントを配布/国語辞典(電子辞書も可)
担当教員 田﨑 弘章

到達目標

1.日本語の歴史を学び、日本語の特性を理解している。(C1)
2.書き言葉と話し言葉の違い、手紙の様式について理解している・(C1)
3.自らの考えを文章で適切に伝えることができる。(C1)
4.他者との意見交換等を通して、自らの考え方や表現のあり方を高めることができる。(C1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本語の特性を理解し、場合に応じて正確に使用することができる。日本語の特性を理解し、場合に応じた使用を意識している。日本語の特性理解が不十分で、場合に応じて使用することができない。
評価項目2他者を説得できる文章を書くことができる。論旨が他者に伝わる、表現の乱れの少ない文章を書くことができる。他者に論旨が伝わる文章を書くことができない。
評価項目3自分の特性を見極め、他者に自分を効果的に紹介することができる。自分の特性を知り、他者に自分を紹介することができる。他者に自分を紹介することができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C-1 説明 閉じる
JABEE d 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる
JABEE i 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本語を用いた効果的な文章表現のあり方を学ぶ。そして、自らの考えを深め、状況および目的に即した文章で伝えることができるようになることを目的とする。併せて、口頭でも明確に自分の意見を伝えられるようになることを目指す。
授業の進め方・方法:
まず日本語の文法、文体、表記法、語彙等について、基本的な知識を再確認する。次いで優れた文章を熟読し、その表現に学びながら実作し、文章表現能力の向上を目指す。授業の中で作成した文章は、そのまま教材とする。教材とした文章については、その長所、欠点等について相互に意見交換し合い、より優れた文章表現のあり方を探求する。
注意点:
各授業項目および授業時間の配分は、学生の理解・習得・文章作成の進捗状況等を確かめながら、変更することがあり得る。また、授業内で作成・提出する文章は、教材として全体に公開することを前提とする。評価方法としては、日本語を用いた文章表現の基本的知識と素養を確認するテスト(C1)を70点、併せて課題として提出を求めた作文等(C1)を30点として評価し、合計100点満点中60点以上を合格とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
日本語の特色(1)
授業の目的・進行方法を理解できる。
欧文と和文の比較から日本語の特色を理解できる。
2週 日本語の特色(2) 和文の長所と短所を理解できる。
3週 口語文法(1) 和文の品詞と構文について理解できる。
4週 口語文法(2) 書き言葉と話し言葉の違いについて理解できる。
5週 口語文法(3) 敬語表現について理解できる。
6週 手紙文(1) 手紙の様式を学び、それに基づいて作成できる。
7週 手紙文(2) ビジネスレター、メールについて学び、作成できる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 意見文(1) 与えられたテーマについて、考察する。
10週 意見文(2) 与えられたテーマについて、自らの意見をまとめる。
11週 紹介文(1) 自分が好きなものを、他の人に紹介することができる。
12週 紹介文(2) 自己紹介をすることができる。
13週 志望理由書(1) 志望理由書の形式を知る。
14週 志望理由書(2) 効果的な志望理由書の書き方を理解できる。
15週 志望理由書(3) 志望理由書を書くことができる。
16週 後期定期試験

評価割合

試験提出物合計
総合評価割合7030100
基礎的能力7030100
専門的能力000