到達目標
1.報告・論文の目的に応じて、印刷物、インターネットから適切な情報を収集できる。(C1)
2.収集した情報を分析し、目的に応じて整理できる。(C1)
3.報告・論文を、整理した情報を基にして、主張が効果的に伝わるように論理の構成や展開を工夫し、作成することができる。(C1)
4.作成した報告・論文の内容および自分の思いや考えを、的確に口頭発表することができる。 (C1)
5.課題に応じ、根拠に基づいて議論できる。 (C1)
6.相手の立場や考えを尊重しつつ、議論を通して集団としての思いや考えをまとめることができる。 (C1)
7.新たな発想や他者の視点の理解に努め、自分の思いや考えを整理するための手法を実践できる。(C1)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ピア活動を通じて、レポートの意義について深く理解できる。 | ピア活動を通じて、レポートの意義について理解できる。 | ピア活動をせず、レポートの意義について理解できない。 |
評価項目2 | 他者を説得できる文章を書くことができる。 | 論理破綻の少ない文章を書くことができる。 | 他者に伝わる文章を書くことができない。 |
評価項目3 | 他者を説得できる口頭発表ができる。 | 他者を説得できる口頭発表ができる。 | 他者を説得できる口頭発表ができる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
日本語の文章表現、レポートの作成方法、議論・口頭発表の仕方を学ぶ。
授業の進め方・方法:
資料・情報の収集、分類、検討を行い、自分の立場を明確にしたうえで、反論を踏まえ、論理的に文章を展開する論証型のレポートを作成し、それに基づいて口頭発表を行う。
注意点:
各授業項目および授業時間の配分は、学生の理解・習得の状況を確かめながら、変更することがあり得る。
また、授業内で提出する文章は、全体に公開することを前提に記すこと。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス レポートとは何か |
授業の目標を知る。 レポートとは何かを理解できる。
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2週 |
レポートの形を知り、アイディアを練る |
課題レポートの全体的な構成、根拠の大切さを理解できる。
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3週 |
構想を練り、情報を調べる |
文章の構想を練る際に有効な方法、情報収集の方法を理解できる。
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4週 |
テーマを絞りこみ、目標を規定する |
情報・アイディアの整理の仕方を知り、レポートのテーマを規定する。
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5週 |
文章を組み立てる |
文章構成の大枠・文章展開のパターンを理解し、アウトラインを作る。
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6週 |
組み立てを再検討する |
アウトラインを検討し、修正・補足ができる。
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7週 |
パラグラフを書く(1) |
パラグラフの基本構造を理解できる。
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8週 |
パラグラフを書く(2) |
主張+根拠型パラグラフの構成要素を抑えながら書く。
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2ndQ |
9週 |
本文を書きこんでいく |
本文を書くポイント・図表と数値データの用い方を理解できる
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10週 |
引用しながら書く |
引用の方法を身につける。
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11週 |
文章・表現・形式を点検する |
文章の内容の一貫性・表現・形式について点検し、仲間同士で文章について検討する。
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12週 |
レポートを完成する |
検討事項をもとに、レポートを完成させる。
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13週 |
発表を準備する(1) |
口頭発表の手順・効果的な方法を理解できる。
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14週 |
発表を準備する(2) |
口頭発表の準備をする。
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15週 |
口頭発表をする |
効果的な口頭発表を行い、お互いを評価する。
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16週 |
レポート返却 |
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評価割合
| レポート | 口頭発表 | その他提出物 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 10 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 10 | 30 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 |