国際関係論

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 国際関係論
科目番号 0092 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 電気電子工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 /ライブ現代社会(帝国書院)
担当教員 牧野 一成

到達目標

1.国家の基本概念について理解し,説明できる。(B-1)
2.現在の日本の社会体制を理解する上で,アメリカ合衆国との関係の重要性を理解し,説明できる。(B-1)
3.日米間の国際関係を理解する上で,沖縄がどのように扱われ,その役割を果たしてきたか理解し,説明できる。(B-1)
4.戦後の賠償や援助がアジア諸国と日本の経済にどのような役割を果たしてきたか理解し,説明できる。(B-1)
5.世界の自由貿易を支える体制がどのように成立し,世界および日本経済に影響を与えてきたか理解し,説明でき
る。(B-1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 到達目標1到達目標1を達成できている到達目標1をある程度達成できている到達目標1を達成できていない
評価項目2 到達目標2,3,4到達目標2,3,4を達成できている到達目標2,3,4をある程度達成できている到達目標2,3,4を達成できていない
評価項目3 到達目標5到達目標5を達成できている到達目標5をある程度達成できている到達目標5を達成できていない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
国際的な安全保障や世界経済の動きについて学習する。
日米関係を理解する上では,特に沖縄からの視点を盛り込む。
各授業時間に学生数名による発表を盛り込み,現代社会が直面する諸問題について主体的に考え,理解を深める。
この科目は学修単位科目のため、事前・事後学習としてレポートの提出を実施します。
授業の進め方・方法:
講義(一部,ビデオ視聴を含む),学生による発表(一人一回5分程度,1週につき4人程度)
注意点:
学生の発表に対して,毎回評価シートの提出を求める
時事的なテーマに関するレポートを評価に加えることもあり得る(B-1)
自己学習の指針:日頃から,社会の動きに関心を持ち,新聞等のニュースに接するように心がけておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 国際関係論で何を学ぶか 学習目標や授業方法について理解できる
2週 国家とは何か 国家の基本概念について理解できる
3週 日本と最も関係が深い国はどこ? 日本と重要な二国間関係を持つ国を考えることができる
4週 日米の安全保障体制 日本とアメリカ合衆国の安全保障体制について理解できる
5週 沖縄からみた日米関係 #1 第2次世界大戦末期の沖縄戦について理解できる
6週 沖縄からみた日米関係 #2 アメリカによる戦後の沖縄占領統治について理解できる
7週 沖縄からみた日米関係 #3 沖縄返還後の日米関係について理解できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 第2次世界大戦後の国家間体制 東西冷戦および冷戦後の国家間体制について理解できる
10週 日本の戦後復興とアメリカ 日本の戦後復興にアメリカがどう関わったか理解できる
11週 日本と周辺諸国との関係 戦後の周辺諸国(中国・朝鮮半島)との関係を理解できる
12週 賠償から援助へ 賠償問題と東南アジア諸国との関係について理解できる
13週 日本のODAとアジア諸国との関係 日本の援助がアジア諸国に与えた影響について理解できる
14週 自由貿易の進展と世界および日本の経済 自由貿易の進展によって世界がどう動いてきたか理解できる
15週 国際社会の将来と日本 日本が国際社会とどう関わっていけばよいか考えることができる
16週

評価割合

試験発表及び評価合計
総合評価割合5050100
基礎的能力5050100
専門的能力000
分野横断的能力000