到達目標
1.コンピュータシステムの利用形態やデータベーシステムについて役割や特徴を説明できる。(A4)
2.SQLを用いて関係データベースにおけるテーブルの生成やデータ操作ができる。(A4)
3.CGやXRの主要要素を説明できる。(A4)
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1
(到達目標1) | コンピュータシステムやデータベースの役割や特徴について説明できる。 | コンピュータシステムやデータベースの役割や特徴についてある程度説明できる。 | コンピュータシステムやデータベースの役割や特徴について説明できない。 |
評価項目2
(到達目標2) | データベースのデータモデル、関係代数について理解し、SQLを用いて関係データベースを操作できる。 | データベースのデータモデル、関係代数についてある程度理解している。また、SQLを用いて関係データベースをある程度操作できる。 | データベースのデータモデル、関係代数について理解できない。また、SQLを用いて関係データベースを操作できない。 |
評価項目3
(到達目標3) | XRに関連する技術を説明でき、CGを作成するための技術を説明できる。 | XRに関連する技術をある程度説明できる。また、CGを作成するための技術をある程度説明できる。 | XRに関連する技術を説明できない。また、CGを作成するための技術を説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 A-4
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JABEE b
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JABEE e
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教育方法等
概要:
ソフトウェア開発に関連する技術を学び、コンピュータシステムの概要についても理解を深める。また、知的情報システムや次世代アプリケーションを開発するための基礎となるデータベースやコンピュータグラフィックス・XRの理論を学び、システム開発の技術を高める。
授業の進め方・方法:
予備知識 : これまで学習してきた情報処理関連技術の基礎が必要である。
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートやオンラインテスト等を実施します.
講義室 : 教室
授業形式 : 講義・グループワーク
学生が用意するもの : スマートフォン、タブレット、ノートPCなど
配布資料として、独自資料、セキュリティ内容は「K-SEC教材(高学年共通教材、高学年分野別教材)」を使用する。
注意点:
評価方法 : 4回の試験(前期中間・前期定期・後期中間・学年末)80%と課題・確認テスト20%で評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針 : 予習、復習時間は2時間以上が望ましい。また、試験の前までに授業内容の重点を整理しておくこと。
オフィスアワー : 水曜日 16:10~17:00
※到達目標の( )内の記号はJABEE学習・教育到達目標
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
データベースシステム・情報システム |
データベースや情報システムの開発について理解し、信頼性向上やクラウドコンピューティングについて利点や特徴を説明できる。
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2週 |
データベースシステム・データモデル |
DBS・DBMSの役割について説明できる。また、ネットワークモデル、階層型データモデル、関係データモデルについて説明できる。
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3週 |
関係データモデル |
関係データモデルにおける整合性制約について説明できる
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4週 |
関係代数演算 |
関係代数を理解し、各演算の結果を求めることができる。
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5週 |
SQL(Structured Query Language) |
SQLによるデータ定義やデータ操作を説明できる。
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6週 |
SQL演習(1) |
整合性制約を理解し、複数のテーブルを定義できる。
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7週 |
SQL演習(2) |
複数テーブルから要求された形式でデータを抽出できる。
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8週 |
中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
CG(コンピュータグラフィックス)・XR(拡張現実感、仮想現実感、複合現実感)の概要 |
CGやXRの歴史について説明でき、それらを応用したシステムの有用性について説明できる。
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10週 |
仮想空間・コンテンツ制作のための図形情報処理 |
CGコンテンツ作製のための図形情報処理について説明できる。また、メタバースの定義について議論できる。
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11週 |
3D形状のモデリング(1) |
3Dコンテンツに必要な形状モデリングについて説明できる。
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12週 |
3D形状のモデリング(2) |
3Dコンテンツに必要な形状モデリングについて説明できる。
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13週 |
レンダリング(1) |
仮想空間を表示するためのレンダリング技術を説明できる
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14週 |
レンダリング(2) |
仮想空間を表示するためのレンダリング技術を説明できる
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15週 |
アニメーションと次世代システム |
アニメーション技術を説明できる。また、現実と仮想とをシームレスに接続する次世代システムについて議論を深める。
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16週 |
定期試験 |
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評価割合
| 試験 | 課題・確認テスト | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |