卒業研究

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0010 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 10
開設学科 電子制御工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:6 後期:6
教科書/教材
担当教員 兼田 一幸,川下 智幸,志久 修,中村 嘉男,嶋田 英樹,坂口 彰浩,手島 裕詞,前田 貴信,槇田 諭,唐沢 俊一

到達目標

1.研究の背景・関連研究について調査し,理解,説明できる。(D1)
2.研究遂行のための計画や方策を複合的にデザインできる。(D3)
3.基礎知識をもとに創造性を発揮し,実践的対応ができる。(D2)
4.研究成果を論文として論理的に記述することができる。(D4)
5.研究成果を分かり易く発表し,適切な質疑応答ができる。(C1, C2)
6.自主的にまた長期間継続的に遂行できる。(E1)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
研究の背景・関連研究についての調査、理解、説明十分にできる。ある程度できる。できない。
研究遂行のための計画、方策の複合的デザイン十分にできる。ある程度できる。できない。
基礎知識をもとにした創造性の発揮と実践的対応十分にできる。ある程度できる。できない。
研究成果を論文として論理的に記述十分にできる。ある程度できる。できない。
研究成果の発表と質疑応答十分にできる。ある程度できる。できない。
自主的・継続的な遂行十分にできる。ある程度できる。できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
5年間の総まとめとして、これまでに学んだ一般知識および高度な専門知識や技術を十分に活用し、研究計画、研究方法、論文作成、プレゼンテーション方法を修得する。
授業の進め方・方法:
予備知識 : 英語、数学、国語、専門科目の基礎知識を理解しておくこと。
講義室 : 各研究室
授業形式 : 実習
学生が用意するもの : 特になし
注意点:
評価方法 : 「卒業研究の評価方法について」に記載されている評価方法に従い、指導教官による7項目の評価と研究発表時の3項目の評価を行う。指導教員による評価(70%)、研究発表時の評価(30%)の総合評価で60点以上、かつ、「卒業研究の「学習・教育到達目標」ごとの評価方法について」に記載されている学習・教育到達目標ごとの評価点が5段階評価ですべて3以上を、合格とする。
自己学習の指針 : 指導教員との連携を密にし、自主的に研究に取り組むこと。研究成果を論文としてまとめ、わかりやすく発表できるようにすること。
オフィスアワー : 
※到達目標の( )内の記号はJABEE学習・教育到達目標

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 4月 各教員が各自の実験室で研究テーマを説明し、学生の意志を尊重して配属先を決定する。
2週 4月から1年間、1テーマあたり学生1~2人で各指導教員の実験室で研究する。
3週 2015年度 研究題目
4週 ・画像処理を用いた錠剤自動計数システムの開発
・複雑背景からのドット文字の抽出に関する研究
・監視カメラによるロボットの自動操縦とその応用に関する研究
・ダイヤモンドカッターの表面性状の計測
・ダイヤモンドの分光特性を用いた工具作業面の計測
・高弾性ダイヤモンド砥石の検査装置の開発
・手首の旋回を含む2自由度筋電義手の開発
・瞬間的な物体操作における手指の弾性特性の関与について
・手指の回内・回外・屈曲を連続する動作の筋電位識別
・手指の弾性特性の発現メカニズムに対する超音波画像解析
・点群データのフィルタリングに関する研究
・深度情報を用いた知育システムの開発
・点群モデルからのデッサン生成に関する研究
・無人海中調査ユニットの開発
・太陽光発電施設の経年劣化に関する一考察
・海洋エネルギーに関する研究
・重荷重下における潤滑油の物性測定 ~粘性率の温度依存測定~
・魅せる科学の教材開発 ~第一回学生ものづくりアイデアコンテストへのチャレンジを通して~
・デモンストレーション用リニアモーターカーの改良
・実空間におけるレーザー光照射位置の検出手法の検討
・潮汐発電装置のぜんまいばね巻き上げ・解放機構の自動化
・ツシマヤマネコの野外モニタリング機器の開発
5週 ・マルチコプターによる縦穴洞窟の形状計測と3次元モデル化に関する研究
・レーザセンサーを用いた3次元空間の計測
・FPGAによる誤り訂正符号の装置化に関する研究
・MTD復号法の閾値判定方法の研究
・電界強度測定システムの開発
・ワイヤレスセンサーネットワークシステムの研究・開発
・ニューラルネットによる寸法測定の試行
・キャンバスを選ばないお絵かきツールの開発
・教育管理システムMoodleの現状についての調査・研究
・視線変換による長さ計測
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 10月 中間発表会:卒業研究の中間発表と質疑応答、電子制御工学科全教員と5Sの全学生が出席
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週 2月 卒業論文と論文概要の提出
 卒業研究審査会:卒業研究の発表と質疑応答、電子制御工学科全教員と5Sの全学生が出席

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学リテラシー工学リテラシー物理、化学、情報、工学についての基礎的原理や現象を、実験を通じて理解できる。4
基礎的原理や現象を理解するための実験手法、実験手順、実験データ処理法等について理解する。4
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の取扱いに慣れ、安全に実験を行うことができる。4
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の進め方について理解し、実践できる。4
実験テーマの内容を理解し、実験・測定結果の妥当性評価や考察等について論理的な説明ができる。4
実験ノートの記述、及び実験レポートの作成の方法を理解し、実践できる。4
情報リテラシー情報リテラシー情報の意味と情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を理解し活用できる。3
論理演算と進数変換の仕組みを理解し、演算できる。3
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を理解し活用できる。3
数値計算の基礎が理解できる3
コンピュータにおける初歩的な演算の仕組みを理解できる。3
専門的能力分野別の工学実験・実習能力情報系【実験実習】情報系【実験実習】与えられた簡単な問題に対してそれを解決するためのソースプログラムを、標準的な開発ツールや開発環境を利用して記述できる。4
ソフトウェア生成に利用される標準的なツールや環境を使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。4
ソフトウェア開発の現場において標準的とされるツールを使い、生成したロードモジュールの動作を確認できる。4
与えられた数値を別の基数を使った数値に変換できる。3
与えられた仕様に合致した簡単な組合せ論理回路や順序回路を設計できる。4
専門的能力の実質化PBL教育PBL教育工学が関わっている数々の事象について、自らの専門知識を駆使して、情報を収集することができる。4
集められた情報をもとに、状況を適確に分析することができる。4
与えられた目標を達成するための解決方法を考えることができる。4
状況分析の結果、問題(課題)を明確化することができる。4
分野横断的能力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力総合的な学習経験と創造的思考力クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセス理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しなければならないことを理解する。3
クライアントの要求を解決するための設計解を作り出すプロセスを理解し、設計解を創案できる。さらに、創案した設計解が要求を解決するものであるかを評価しデザインすることができる。3

評価割合

指導教員評価発表評価合計
総合評価割合7030100
基礎的能力000
専門的能力7030100
分野横断的能力000