到達目標
1. プログラミングの基本と構造を理解できる.
2. 各種のライブラリや関数を用いて,グラフィックスのプログラミングができる.
3. コンピュータグラフィックスの基本構造と記述を理解できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | プログラミングの基本と構造を十分に理解できる. | プログラミングの基本と構造をおおよそ理解できる. | プログラミングの基本と構造を十分に理解できていない. |
評価項目2 | 各種のライブラリや関数を用いて,グラフィックスのプログラミングが思い通りにできる. | 各種のライブラリや関数を用いて,グラフィックスのプログラミングがおおよそできる. | 各種のライブラリや関数を用いて,グラフィックスのプログラミングができない. |
評価項目3 | コンピュータグラフィックスの基本構造と記述を十分に理解できる. | コンピュータグラフィックスの基本構造と記述をおおよそ理解できる. | コンピュータグラフィックスの基本構造と記述を理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
コンピュータグラフィックスのプログラミング言語を用いて,イメージ、アニメーション、インタラクティブなグラフィックスのプログラムの演習をする.また,演習を通じてコンピュータグラフィックスの基礎を理解する.
授業の進め方・方法:
予備知識:数学,幾何学(図形問題)の基礎
講義室:ICT
授業形式:演習
学生が用意するもの:USBフラッシュメモリなどの保存媒体
注意点:
評価方法:授業中に演習課題を実施し,提出する.提出課題を評価し,60点以上を合格とする.
自己学習の指針:教科書をよく読み,内容をよく理解する.また,関連分野について積極的に調べ,知識を蓄積する.教科書の演習課題を授業に進行に関わらず取り組む.
オフィスアワー:金 16:00-17:00
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
コンピュータグラフィックスの概要 |
コンピュータグラフィックスの基本的な知識を習得する.
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2週 |
プログラミングの基礎 |
プログラミングの実施のしかたを理解する.
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3週 |
コンピュータグラフィックスのプログラミング |
ウィンドウの生成や簡単な図形の描画ができる.
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4週 |
基本的な図形の描画 |
基本的な図形の描画や色の変更ができる.
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5週 |
図形の描画の応用 |
複数の図形や色を組み合わせることができる.
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6週 |
変数の利用 |
プログラム中で変数を生成し,演算をできる.
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7週 |
変数の処理と計算 |
変数の処理と計算を理解できる.
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8週 |
処理のくり返し,分岐 |
条件文などを利用して,くり返しの処理や,分岐をプログラムできる.
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2ndQ |
9週 |
インタラクティブなグラフィックス |
マウスやキーボードからの入力を利用するプログラムを作成できる.
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10週 |
図形の移動,回転,収縮 |
図形の移動,回転,収縮をするプログラムを作成できる.
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11週 |
メディアについて |
画像の形式やフォントについて理解できる.
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12週 |
動きとフレーム |
図形を動かすなどのアニメーションをプログラムできる.
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13週 |
乱数とタイマー |
乱数を用いるプログラムやタイマーを用いるアニメーションを作成できる.
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14週 |
関数の基礎 |
関数を用いたプログラミングができる.
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15週 |
総合演習 |
演習によりコンピュータグラフィックスの基礎を理解する.
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16週 |
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評価割合
| 演習課題 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 |
専門的能力 | 100 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 |