情報処理

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 情報処理
科目番号 0024 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電子制御工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 後期:1
教科書/教材 新・明解 C言語 入門編 柴田望洋 SBクリエイティブ(株)
担当教員 松谷 茂樹

到達目標

1.プログラミングの考え方を理解し、所望のフロー図の作成方法を習得する(A-2)
2.変数の定義方法を理解し、条件や分岐、反復処理のプログラムの作成方法を習得する(A-2)
3.C言語での関数の扱いを理解し、戻り値、引数のある関数を使ったプログラムの作成方法を習得する(A-2)
4.配列の利用方法を理解している(A-2)
5.C言語を用いて,基礎的なプログラムを作成する方法を習得する(A-2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プログラミングの考え方を理解し、仕様に従って最も合理的なフロー図を作成できるプログラミングの考え方を理解し、所望のフロー図を作成できるプログラミングの考え方を理解し、所望のフロー図を作成できる
評価項目2変数の定義方法を理解し、条件や分岐、反復処理のプログラムの複数の作成方法を提示できる変数の定義方法を理解し、条件や分岐、反復処理のプログラムを作成できる変数の定義方法を理解し、条件や分岐、反復処理のプログラムを作成できない
評価項目3C言語での関数の扱いを理解し、戻り値、引数のある関数を使ったプログラムを複数の作成できるC言語での関数の扱いを理解し、戻り値、引数のある関数を使ったプログラムを作成できるC言語での関数の扱いを理解し、戻り値、引数のある関数を使ったプログラムを作成できない
評価項目4配列の利用方法を理解して、関連するプログラムが作成できる配列を利用したプログラミングが作成できる配列を利用したプログラミングが作成できない
評価項目5与えられた問題に対する解決方法(アルゴリズム)を複数あげ、最適なものを選択し、プログラミングできる与えられた問題に対する解決方法(アルゴリズム)をプログラミングできる与えられた問題に対する解決方法(アルゴリズム)をプログラミングできない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
C言語を用いて,プログラミングの基礎を習得する
授業の進め方・方法:
予備知識: 特になし
講義室: ICT1
授業形式: 講義と演習
学生が用意するもの: ファイルバインダー、USBメモリ
注意点:
評価方法: 
 授業中に課す演習課題(40%)・前期、中間、期末及び後期、中間、期末試験(60%)により評価し、60点以上を合格とする.
自己学習の指針: 
 毎回の授業で課題を課すので、自分で解けるようにすること
 試験時には、例題及び課題を理解できていること
オフィスアワー:
 月曜日 14:30~17:00 金曜日 14:30~17:00
 

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 プログラムの考え方 プログラム言語の考え方を理解している
2週 プログラムの基本形と文字表示 C言語の基本形と文字表示を理解している
3週 整数型、実数型変数の宣言と使い方
プログラムとフローチャート
整数型、浮動小数点型変数の宣言と使い方プログラムとフローチャートとの関係を習得する
4週 条件分岐1(if文、if-else文と比較演算) if文、if-else文と比較演算の考え方を理解している
5週 条件分岐2(if文、if-else文と論理演算) if文、if-else文と論理演算の考え方を理解している
6週 条件分岐3(switch文) switch文による条件分岐ができる
7週 反復処理1(while文,do-while文) while文、do-while文による反復処理ができる
8週 反復処理3(for文) for文を使った反復処理ができる
4thQ
9週 後期中間試験 これまでの学習内容に関する問題が解ける
10週 反復処理4(多重ループとbreak) 多重ループ、break, continue, go toの利用方法を習得する
11週 1次元配列
1次元配列が扱える
12週 関数とは C言語における関数を理解している
13週 戻り値・引数のある関数 戻り値・引数のある関数が使える
14週 戻り値・引数のない関数・プロトタイプ宣言 戻り値・引数のない関数とプロトタイプ宣言が使える
15週 総合演習 これまでの学習内容に関する問題が解ける
16週

評価割合

試験課題・レポート合計
総合評価割合6040100
基礎的能力302050
専門的能力302050
分野横断的能力000