概要:
前近代日本において読まれた、あるいは記された作品などを取り上げ、それぞれの時代の価値観や社会と文学のかかわりとともに、時代を越えて受け継がれ人間の普遍的なありようについて学ぶ。また、言語の変遷を学ぶことで、現代の日本語への知見を深める。
授業の進め方・方法:
・講義および学生によるピア活動を実施する。
・古文の現代語訳をするため、古語辞書が必要である。貸出希望の場合は、授業前までに教員室に取りに来ること。
・LMSを用いた課題提示・回収を実施する。授業中にもLMSを使用するため、PC・タブレット端末・スマートフォンなどを適宜用意すること。ただし、それらの端末は指示があるまで起動させないこと。
注意点:
【ノート】
・定期試験は受講者自身の手書きでまとめられたノートを持ち込み可とする。この関係でノートには特別な指示があるもの以外は貼り付けてはならない。ノートは試験後回収し、指示以外の貼り付け物があった場合、試験不正として扱う。全科目0点となる可能性があるので注意すること。
・読解に際しては、古文本文と文法的事項、口語訳を書き込む。単元開始前に本文をノートに書き写すこと。
【提出物】
・各提出物は期日までに提出すること。遅れた場合は日数に応じて減点する。
・欠席等で期日に提出できなかった場合、提出可能になった時点で遅れ提出の事情をコメント欄に書いて提出すること。
・すべての提出物は定期試験期間前(科目を問わず試験1日目の前日)に提出すること。以降は受け取らない。
・他人の提出物を写した場合、写した者・写された者双方を0点とする。出典を書かずに書籍・インターネットなどの情報を写した場合も0点とする。
【連絡手段】
・連絡はTeamsを基本とする。個別の連絡がある場合、Teamsチャットにて連絡すること。
・遅刻・欠席・提出遅れなど、連絡はチャットにこまめにいれること。
【評価基準・評価方法】
・前期定期試験40%、後期定期試験20%、発表30%、課題・ピア10%で評価し、総合成績60点以上を単位取得とする。中間試験は実施しない。
・各授業項目および授業時間の配分は、学生の理解・習得の状況を確かめながら、変更することがあり得る。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
ガイダンス 日本語の歴史 |
シラバスを読み、授業の目的・進行方法を理解できる。 日本語の歴史について、概略を説明できる。
|
| 2週 |
沙石集・兼盛と忠見(1) |
品詞について学び、口語訳の方法を理解できる。
|
| 3週 |
沙石集・兼盛と忠見(2) 和歌の文学史(1) |
口語訳できる。 奈良時代から平安時代の和歌の社会的重要性を説明できる。
|
| 4週 |
古今和歌集・仮名序 |
口語訳できる。 仮名序本文と、当該歌人の和歌を比較し、考察できる。
|
| 5週 |
和歌の文学史(2) 連歌・俳諧 |
平安時代から鎌倉時代の和歌および連歌・俳諧への展開について説明できる。
|
| 6週 |
和歌・発表準備 |
江戸時代までの和歌を一首選択し、読解した内容を資料にまとめることができる。
|
| 7週 |
和歌・発表 |
選択した和歌の魅力を発表できる。
|
| 8週 |
伊勢物語・初冠 |
歌物語の成立と特徴について説明できる。 口語訳できる。
|
| 2ndQ |
| 9週 |
伊勢物語・通ひ路の関守 |
口語訳できる。
|
| 10週 |
古今著聞集・菅原道真 |
口語訳できる。 漢文の書き下しができる。
|
| 11週 |
唐物語・王昭君
|
口語訳できる。
|
| 12週 |
西京雑記・王昭君 |
書き下し・口語訳ができる。
|
| 13週 |
唐物語・西京雑記比較 |
唐物語と西京雑記を比較できる。 日本における中国故事受容について説明できる。
|
| 14週 |
枕草子・二月つごもりごろに |
口語訳できる。 典拠となった漢詩文を書き下し、どのように用いられているか説明できる。
|
| 15週 |
古本説話集・清少納言がこと |
口語訳できる。 枕草子と比較し、その相違を説明できる。
|
| 16週 |
定期試験 |
|
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
蒙求 |
夏季休暇中に調べた蒙求と日本での受容について発表できる。
|
| 2週 |
源氏物語・光源氏誕生(1) |
源氏物語の概略について説明できる。 口語訳できる。
|
| 3週 |
源氏物語・光源氏誕生(2) |
口語訳できる。
|
| 4週 |
源氏物語・藤壺の入内 |
口語訳できる。
|
| 5週 |
源氏物語・発表準備(1) |
口語訳できる。
|
| 6週 |
源氏物語・発表準備(2) |
読解した本文を資料にまとめることができる。
|
| 7週 |
源氏物語・発表 |
初見の人にもわかるように本文内容を発表できる。
|
| 8週 |
源氏物語の受容 |
源氏物語が後代にどのような影響を及ぼしたか説明できる。
|
| 4thQ |
| 9週 |
平家物語・祇園精舎 |
平家物語の概略について説明できる。
|
| 10週 |
平家物語・壇ノ浦(1) |
口語訳できる。
|
| 11週 |
平家物語・壇ノ浦(2) |
口語訳できる。
|
| 12週 |
平家物語・発表準備(1) |
口語訳できる。
|
| 13週 |
平家物語・発表準備(2) |
読解した本文を資料にまとめることができる。
|
| 14週 |
平家物語・発表 |
初見の人にもわかるように本文内容を発表できる。
|
| 15週 |
平家物語の受容 |
平家物語が後代にどのような影響を及ぼしたか説明できる。
|
| 16週 |
定期試験 |
|
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | 前6,後6,後13 |
| 合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | 前6,後6,後13 |
| グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | 前6,後6,後13 |
| 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | 前6,後6,後13 |
| 収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | 前6,後6,後13 |
| 収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 2 | 前6,後6,後13 |
| 情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 2 | 前6,後6,後13 |
| 情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 2 | 前6,後1,後7,後14 |
| 目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | 前7 |
| 課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | 後1,後7,後14 |
| どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | 前7,後1,後7,後14 |
| 事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | 前7,後1,後6,後7,後13,後14 |
| 態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。 | 2 | 前6,前7,後6,後7,後13,後14 |
| チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。 | 2 | 前6,前7,後6,後7,後13,後14 |
| 当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。 | 2 | 前6,前7,後6,後7,後13,後14 |
| チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。 | 2 | 前6,前7,後6,後7,後13,後14 |