情報処理

科目基礎情報

学校 佐世保工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報処理
科目番号 0031 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電子制御工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 新・明解 C言語 入門編 柴田望洋 SBクリエイティブ(株)
担当教員 佐当 百合野

到達目標

1.配列を用いたプログラムを作成できる(A-2)
2.ポインタを用いたプログラムを作成できる(A-2)
3.構造体を用いたプログラムを作成できる(A-2)
4.ファイルを扱うプログラムを作成できる(A-2)

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1 (到達目標1)配列を用いたプログラムを自らの力で作成できる配列を用いたプログラムを教員等から簡単な助言を得られれば作成できる配列を用いたプログラムを作成できない
評価項目2 (到達目標2)ポインタを用いたプログラムを自らの力で作成できるポインタを用いたプログラムを教員等から簡単な助言を得られれば作成できるポインタを用いたプログラムを作成できない
評価項目3 (到達目標3)構造体を用いたプログラムを自らの力で作成できる構造体を用いたプログラムを教員等から簡単な助言を得られれば作成できる構造体を用いたプログラムを作成できない
評価項目4 (到達目標4)ファイルを扱うプログラムを自らの力で作成できるファイルを扱うプログラムを教員等から簡単な助言を得られれば作成できるファイルを扱うプログラムを作成できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1年生で学んだ情報処理を基本に、配列、ポインタ、構造体およびファイル操作を扱ったプログラミングの能力を習得する
授業の進め方・方法:
予備知識:1年までの情報処理
講義室:ICT1室
授業形式:講義と演習
学生が用意するもの:ノート、教科書
注意点:
評価方法・評価基準:中間・定期試験(60%)と授業中の演習(40%)により評価し、60点以上を合格とする。
自己学習の指針:講義資料をよく読み、講義中の演習問題について理解すること。
オフィスアワー:水曜日 16:00~17:00

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 コマンドの使い方 コマンドの使い方を習得する
2週 C言語入門 C言語の基礎を習得する
3週 簡単な数学問題の解法(1) 面積、表面積、体積を求めるプログラムを作成できる
4週 簡単な数学問題の解法(2) 数列を求めるプログラムを作成できる
5週 プロトタイプ宣言 プロトタイプ宣言を理解し、習得する
6週 関数 C言語における関数を理解している
7週 再帰的な関数 再帰的な関数を理解している
8週 中間試験
2ndQ
9週 配列 配列の考え方、使い方を理解している
10週 一次元配列 一次元配列をつかったプログラムを作成できる
11週 二次元配列 二次元配列をつかったプログラムを作成できる
12週 入出力と文字 C言語における入出力と文字を理解している
13週 文字列の基本 文字列の基本を理解し、簡単な操作ができる
14週 基本型 C言語における基本的な型をつかったプログラムを作成できる
15週 ビット処理 ビット処理の基本的な考え方、操作方法について理解している
16週 中間試験
後期
3rdQ
1週 ポインタと関数 ポインタの役割、関数の引数としてのポインタを理解している
2週 ポインタと配列 ポインタと配列の関係を理解している
3週 ポインタと文字列 ポインタと文字列の関係を理解している
4週 動的メモリ領域の確保 動的メモリ領域の確保の仕方を理解している
5週 構造体 構造体の基礎、書式を理解している
6週 共用体 共用体の基礎、書式を理解している
7週 ユーザ定義型 typedef、列挙体を理解している
8週 中間試験
4thQ
9週 ファイルとストリーム(1) ファイルのオープン、クローズが理解でき、使うことができる
10週 ファイルとストリーム(2) 文字単位、行単位のファイル入出力が理解でき、使うことができる
11週 テキストとバイナリ テキストファイル、バイナリファイルそれぞれに対して読み書きできる
12週 データ処理(1) ファイル入力から各個人情報の表示、科目平均をもとめるプログラムを作成できる
13週 データ処理(2) ファイル入力から全体の人数、平均、分散を求めるプログラムを作成できる
14週 よく使うアルゴリズム プログラムを作成する際によく利用される基本的なアルゴリズムを理解している
15週 本格的なプログラミング 本格的なプログラミングを作成する上で必要な設計方法やプログラムの記述方法を理解している
16週 定期試験

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合0000000
基礎的能力600004000
専門的能力00000
分野横断的能力0000000